Powered by Six Apart

逆転裁判 Feed

2017年3月23日 (木)

逆転裁判 その「真実」、異議あり(コミック版)

オリジナルシナリオの講談社版とは違って、テレビアニメ版を下敷きにしたコミカライズ。
1話序盤でこそ行間を埋めてくれるオリジナルのエピソードがあるが、基本的に頁数が少なめなもので、駆け足でストーリーを追う形となっている。
これにはいい点も悪い点もあって、スピーディーに真犯人を追い詰めて気持ちがいい反面、「法廷でモノを言うのは証拠品のみ」の筈が、確かに証拠品あっての弁舌ではあるものの、口車で言いくるめているような印象を受けてしまう。
特に小中大を追い詰める件では、違法に入手した証拠を立て続けに叩きつけるものだから、ナルホドくんの方がよっぽど理不尽に「見えてしまう」んだな。
Vジャンプでの月刊連載ということで2月に出た第2巻でやっと「逆転のトノサマン」が終わったところ。とっくの昔にテレビアニメは終わっていることを思うと、狩魔豪を倒したところで終わっちゃいそうな気がするなあ。
現在2巻続刊中

ジャンプコミックス公式サイト該当ページ
http://vjump.shueisha.co.jp/vjbooks/gyakusai2/

2017年3月22日 (水)

大逆転裁判-成歩堂龍ノ介の冒険- 第2話 友とまだらの紐の冒険

ああよかった。
まさかあれがオチだったらどうしようかと思ったよ。
1話がちょっと酷かったからこっちも警戒してて、それでも2話はそんなに悪くないじゃんと思い始めてた矢先の安易なオチと思しき展開。
普通ならこんな安易なオチである筈がないと思う。確信のレベルで。
だってこういうシャーロック・ホームズのパロディだったら、けっこうひねってくるのが通例だから。
でも1話が酷かったという認識は呪いのようにこびりついていて、いや案外とこれが本当にオチかも知れないぞ?とすごく嫌な予感がヒシヒシと。
それが裏切られての、ああよかった、なのでした。
と言うわけで、シャーロック・ホームズの登場。
それも常に躁状態の、榎津礼二郎を思わせるホームズです。
原典のホームズの推理が蓋然性のみに頼る部分が大きいことの反映なのか、長嶋カントクのようなナチュラルボーン推理を展開し、ナルホドくんが助手として訂正しなければならないのでした。
ホームズがこれだから殺人事件があったというのに全体的にとぼけた雰囲気が漂っていて、それがこのゲームの持ち味となっていくのでしょうね。
1話が酷すぎた反動もあるのでしょうが、少しずつ面白くなってきました。
明治初期の外人が東洋のイエローモンキーをなめてかかっている時代性も、1話では腹立たしいだけの描写でしたが、2話では(まぁ、依然として腹立たしいものの)特に悪気もなくただこちらを対等の人間だと思っていないだけなんだな、と感じることができ、深みのある描き方でした。
ただ、密室の謎は納得がいかないなぁ。
だって、これまでの航海で乗客に迷惑がかかったことはなかったのか?

公式サイト
http://www.capcom.co.jp/dai-gyakuten/

2017年3月21日 (火)

ドラマCD逆転検事2〜宇宙からの逆転!?〜

昨年秋から続く逆転裁判マラソンもそろそろ終盤。
ドラマCDに手を出してみました。
キャラクター作りでよく言われる「シルエットだけで判別できるようにするべし」に倣うなら、まさに声だけで判別できる逆転裁判のキャラクターはラジオドラマとの相性がピッタリ。
まぁ、流石にボリュームは各ソフトの1話の1/3くらい、前編中編後編と分けた前編分くらいしかありませんが、その短い中に色々と詰め込まれています。
ドラマCDってのは脇役のためだけに声優にオファーできないためか、どうしてもキャラ構成がメインキャラに偏るもので、結果として大同窓会のようなノリに。
矢張の屋台がなくなったという途轍もなくスケールの小さな事件に(裏がちゃんとあるとは言え)豪華メンバーが勢揃いという大袈裟なことになっています。
それでも意外な人物が登場したりして、箱庭感は幾分か減少してるのは小技が効いてていい感じ。
賑やかで楽しいCDでした。
惜しむらくは登場人物のほとんどが「宇宙人なんているわけない」派で、そうなると真相が分かってもサプライズがない。
ここはなんとかして真宵ちゃんが出て引っ掻き回してほしかったなぁ…。
あと、おまけはちょっと悪趣味。

2017年3月15日 (水)

逆転検事(コミック版)

これは面白かった。
同じ作者の逆転裁判コミック版全5巻よりさらに面白かった。
検事と刑事のバディものというのは逆転裁判世界ならではだろう。
もちろん、いつも巻き込まれる形で事件を担当してしまうのであって、最初から検事と刑事のチームが組まれているわけではないが、もう御剣検事と糸鋸刑事は完全に腐れ縁である。
まぁ、糸鋸刑事にはコンビを組んでくれる同僚はいないのか、というツッコミがなくもない。
まるで2人1組からあぶれた小学生と先生がチームを組んでいるみたい。
ゲームの逆転検事や同2ではなかなか有能なところを見せてくれ成長が伺えたイトノコ刑事がこのコミック版ではかなりの慌て者っぷりだが、それも二人の対比をより引き立たせるため。
前作ではシリーズの進展ともにレギュラーキャラも増えていって世界が広がっていったのに対し、今作ではあまり広がりが見られなかったが、それもミツルギ・イトノココンビを描ききるためだろうし、その目論見は十分に成功していると言えるだろう。
糸鋸刑事がミスを連発して課長に怒られまくってるのもツボ。
全4巻。

講談社コミックプラスの該当ページ
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063617931

2017年3月14日 (火)

大逆転裁判-成歩堂龍ノ介の冒険- 第1話 大いなる旅立ちの冒険

文明開化の息吹も初々しい明治期の日本。
そんな中、法治国家の礎を築くべく燃える若者達がいた。
その一人が成歩堂龍ノ介。あの成歩堂弁護士の御先祖様だ。
…と非常に魅力的な設定。
しかし…。
毎度おなじみの亜内検事が出てきたからチュートリアルを兼ねた簡単に片付く事件かと思ったら、最初から大物が関わってくるようで、初っ端からフルスロットルか?と楽しみにしてたんですが…。
今まで色々と逆転裁判をやってきたけど、この第1話はちょっと信じられないくらいひどいなあ。
なんでそんなに都合のいいものが!というのは本質じゃない。
2話以降の敵はシャーロック・ホームズらしいし、ということはホームズにも同じようなオチがあったから、そういうものがあっても、まぁオマージュってことで我慢できる。
これが初逆転裁判の人のためにうんと簡単な推理にしたんだとも言えるし。
でも、あれって延々と引っ張るようなネタか?
その1からその3まで大きく3つに分かれるんだけど、その1とその2は要らんでしょう。
1/3にまとめてほしい。それくらいダラダラと長い。
で、テンポが悪いかと思ったら、今度はテンポをよくするためだけに(だよね?)犯行をペラペラ自供する。
ゲームだけじゃなく推理ものの犯人はすごく往生際がいいものだけど、あれは度を越している。
チグハグなんだ。
さらに動機も不明と来た。
どこにカタルシスが?
音楽もビジュアルもキャラ立ちも素晴らしいのにシナリオだけがひどい…。
2話以降をやる気がかなり削がれてしまいました。

公式サイト
http://www.capcom.co.jp/dai-gyakuten/

2017年3月10日 (金)

遊べる!逆転劇場

危ない危ない。
逆転裁判6(3DS)を手離す前に色々と調べたら、まだやってないダウンロードコンテンツが2本もあったので、サクッとダウンロードしてクリアしました。
ナルホドくん編とオドロキくん編がありましたが、特にナルホドくん編が面白かったかな。
こういう真面目なんだか巫山戯てるんだか微妙なラインで綱渡りをしてるようなノリは大好物。
本編とも繋がっているんだかいないんだか。
でも、こういうのは外伝でしかできない外伝ならではなんで、せっかく外伝やるならこの手のをドンドンやってほしいわけです。
ボクトくんと春美ちゃんのツーショット証人は「レイトンvs」をやった後なこともあって、どうせなら証言間のムジュンを突くのもやってほしかったけど、システムに凝ると調整に時間もかかるし、そこまでは求められないか。
レイファ様が屈辱に震えるのもいつもどおりで、オチに至るまで完璧でした。

公式サイト
http://www.capcom.co.jp/gyakutensaiban/6/sp/

2017年3月 4日 (土)

レイトン教授vs逆転裁判スペシャルエピソード

本編をクリアしたんで、残ったダウンロードコンテンツ全12話を一気に。
本編で語りきれなかったキャラ同士の関係も補完されていて、ある程度は納得がいきました。
そして各話毎に新ナゾが1問ずつ。
このナゾは本編で余ったもの、とレイトン教授は言ってましたが、疾走感を重視して敢えて使わなかったものに思えました。
レイトンシリーズではゲームが進んでいくと同じパズルのより難しいのがどんどん出てきてそれが終盤の手応えを生んでいたのですが、今回のvsではそれが殆どなかったから、テンポがいいのを喜ぶ一方で物足りなさもあった。
それら本編パズルの高難易度バージョン(と言ってもそれほど難しくもないけど)がプレイできます。
本編でキャラ描写に抜けが感じられたのも、きっと同じことなんでしょうね。
プレイ疲れを感じさせない適度なボリュームは人によって違うけど、今回のようなダウンロードコンテンツでの補完も一つの方法として、どんどん試行錯誤していってほしいものです。

公式サイト
http://www.layton-vs-gyakuten.jp/sp/

2017年3月 3日 (金)

逆転裁判 逆転空港

つばさ文庫シリーズ第2巻。
逆転裁判恒例の「仲間が容疑者」。
裁判長はオドロキくんが容疑者として登場したことに異例だと驚愕してましたが、それはあくまで文庫シリーズオンリーの読者向け。
まぁ、いつものことだけど頑張れよwってな気持ちで読み始めました。
エンジンがかかってきたのか、前巻より遥かにエキサイティングな展開になっています。
第一巻が成歩堂弁護士を主人公として立たせることに集中してたんで、この巻では他のキャラクターを掘り下げている。
しかしあくまで主人公はナルホドくんなんで、弁護士としての姿勢を対比できるシチュエーションとして容疑者になったのでしょう。
実際、自分が疑われている事件なのに納得のいかない推理には口を挟まずにはいられない王泥喜弁護士には生真面目な奴だなぁ…と苦笑してしまいます。
今回は凶器の謎がよかった。
空港という現場の特殊性がオドロキくんの立場を悪くし、しかし最後には…という展開は、真犯人が策士策に溺れるという感じでしたし、その動機も情状に酌量すべき点もあれど利己的な感情もあって人間的でした。
御剣と真宵ちゃんを上手くストーリーに絡めてきたのもよし。
次はやっぱりあの人かな?

角川つばさ文庫公式サイト該当ページ
http://www.tsubasabunko.jp/bookdetails/index.php?pcd=321609000142

2017年3月 1日 (水)

逆転裁判 逆転アイドル

ノベライズ第一巻。
角川つばさ文庫ということで、ファンの裾野を広げるべく(であろう)対象年齢は小学校高学年以上となっている。
対象年齢が低いからと言って子供騙しな部分はないが、読みやすさを重視してナルホドくんは極めて敏腕。
うっかりミスをする回数はゲーム>アニメ>漫画と言ったところだが、この小説版では漫画版よりさらに少なくなっている。
時系列的に夕神検事が無罪放免になってる頃なんで、成歩堂もかなりのベテランだろうし、ここらへんは納得がいく。
オドロキくんやココネのサポートも最低限で、所長としての威厳を保っている。
次巻以降は部下達にももっと活躍してほしいところだけれども。
巻頭に事件現場のマップがあり、新たなマップの追加はないので、事件の全貌や推移が分かりやすいのはいいね。
犯人、被害者、被疑者のキャラがわりと普通の推理小説っぽくて、逆転裁判らしさはサブキャラでフォローしてるのは気になるところ。
それも次巻以降の課題かな。

角川つばさ文庫公式サイト該当ページ
http://www.tsubasabunko.jp/bookdetails/index.php?pcd=321601000084

2017年2月28日 (火)

レイトン教授vs逆転裁判(3DS)

魔女の疑いをかけられた依頼人を力を合わせて魔女裁判から守るレイトン教授と成歩堂弁護士。
意外と楽しめました。
良質だがボリューム少なめの映画を観た感じ。
逆襲のシャアやサクラ大戦4みたいです。
プレイ時間は1周目を解いた段階で約34時間、2つめのエンディングを見るために短縮で2周目を解いた段階では42時間。
数字だけみるといつもの逆転裁判の2/3くらいですが、動画が多かったことでそれ以上に実質プレイ時間が少なく感じたんだと思います。
世界観はレイトン教授ベース。
悪い人がいないレイトン世界と悪い人だらけの逆転裁判世界をコラボレーションするとしたらこうならざるを得ない。
再度のコラボがあったとしてもこうなるでしょうね。
まぁ、実際に悪人がいないかどうかは意見の別れるところでしょう。
しかし少なくともストーリーとしては、悪人はいなかったというところになんとか着地させていますから、後味はいいです。
序盤の魔女の処刑が悪目立ちしすぎてたのでどうなることかと思いましたが、終わり良ければすべて良し、です。
ただ、全てのキャラに救済をとは言いませんが、メインキャラで掘り下げが足りない人もチラホラ。
例えばジーケン・バーンロッド卿。
なんのフォローもないと、あの人も元々は他の人と同じような理由で自分の人生を選択したことになるのですが、それでいいのでしょうか?
まぁ、魔法世界のあり方も含めて、細かい矛盾やツッコミどころは敢えて残して、疾走感を重視している作劇でしょうから、すごく気になるというわけでもないのですが。
ゲームシステムは上手くまとまっていると思います。
複数の証人の証言のムジュンを突いていくのは楽しい。
ただ、各魔法の効果範囲や発動条件から証言の矛盾を突いていく、その最も楽しくこのゲームならではの部分が少なめなのがちょっと。
証拠品による異議ありは減らして魔法の種類をもっと増やした続編を希望したいところ。

公式サイト
http://www.layton-vs-gyakuten.jp/sp/

気になる部分について(ネタバレになってるんで)追記しました。

続きを読む »