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アニメ・漫画 Feed

2018年7月19日 (木)

からかい上手の高木さん 第9巻

テレビアニメ化したことでいっそう大人気になった高木さん。
やっと最新巻を読む時間を取ることができました。
それはそうと、わたしテレビアニメ版まだ見てないんですよ。
だからこの巻の付属DVDで初めて動いて声のついた西片くんと高木さんを見たことになります。
う〜ん、なんかピンときませんね。
動きも声のイメージもぴったしなんですけれども、自分で漫画を読みながら思い浮かべていた間の取り方とどうしても違ってきますから。
こればっかりは一人一人違うからどうしようもなくて、多分、僕はこのアニメには向いていないんだと思います。
さて9巻。
ここのところサブキャラのエピソードが多くなってきた気がしたんですが、初心に戻って単発のからかい対決エピソードが目白押しで、やっぱりこの方が気楽に読めますね。
とは言えやっぱり最初の頃とは違っていて、高木さんがとても積極的ですね。
得難い日常が積み重なって時間はどんどん前に進んで行く。
「よつばと」なんかもそうなんですが、いつまでも続きそうな日常だけど、いつかこの日々は終わってしまう。
だからこそ尊い、そんな作劇なんだと思います。
1番好きなエピソードは「メール」かな。
相手の顔が見えないとつい調子に乗ったり大胆になってしまいもするけど、逆に心配になることもある。
距離が離れていることでいつもとは違う2人が見られたのがよかったですね。

現在9巻続刊中

小学館公式サイトの該当ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09128330

2018年7月 4日 (水)

風都探偵 第3巻

単発エピソードと思いきや、敵の幹部が勢ぞろいし、いよいよ仮面ライダーアクセルこと照井竜が本格参戦する第3巻。
コミックになったときのことを考えて話数を配分しているのか、すごく収まりが良いです。
孤立した館での連続殺人というミステリっぽいシチュエーション。
だが2人は私立探偵であると同時に仮面ライダーだ。
救えるならとことん救う。
守れるならとことん守る。
ミステリの探偵なら守れない被害者も仮面ライダーなら守れるかもしれない。
次の被害者を出さないために全力を尽くす2人のヒーローの姿に熱いものがこみ上げてきます。
フィリップのキャラクターが今回もいいですね。
最初は感情表現の乏しいクールなキャラが人間味を帯びていくというのは定番ではあるんだけど、テレビの最終回時点でかなり人間らしさを取り戻した、その3年後の愛すべき変人っぷりが描かれていた前巻までにプラスして、今回はそんなフィリップが翔太郎に寄せる信頼が描かれます。
翔太郎はフィリップにとって自分を暗闇から救出してくれたかけがえのない親友ですから、変な意味じゃなくぞっこん惚れ込んでいるわけですが、あくなき知識欲がブレーキとなって適度な距離を保っています。
それにしても今回の依頼人(というのは正確じゃないけど)は気持ちのいい人だったなあ。
漫画展開で対象年齢が高くなったことで人の心の複雑な機微を描けるようになったわけですが、翔太郎が一杯つきあいたくなるのもわかる清々しさで、読後感というか後味が最高でした。

現在3巻続刊中

公式サイト
https://bigcomicbros.net/comic/fuutotantei/

2018年7月 2日 (月)

創世のタイガ 第3巻

タイガとティアリの逃避行。
まさか過去に一緒に飛ばされた女の子たちを差し置いて、ホモサピエンスの原始人の女の子がヒロインになるとは。
ほぼ1巻丸ごと2人で協力しながら敵対するネアンデルタール人から逃げ回るだけ、と言えばそれまでなんだが、読ませる読ませる。
ネアンデルタール人はホモサピエンスより頭が悪いと言われているが、それでも人間だから傷ついて食べ物も少ないたった2人を追い詰める手際の良さは野獣なんかとは比べものにならない。
ジリジリと迫り来る死の恐怖がこちらにも伝わってくるようだ。
生き残るためとは言え、殺さなければ殺されるとは言え。
人1人殺してしまうことの重みがこれほどまでに丁寧に描かれるのは、「自殺島」にもあった生命賛歌の裏返しなのだろう。
原始人のティアリにとって現代人のタイガは何も知らない子供のように頼りない。
その一方でタイガは見事な戦いっぷりで窮地を脱して行く。
そのギャップはティアリに見知らぬ異質な男・タイガを意識させていくことになるのかもしれない。
それにしてもタイガの適応能力の高さといったら。
ティアリと出会った頃は全く言葉も通じないでどうするんだと心配だったのだが、ある程度の意思疎通ならできるようになっている。
お互いに興味があるからなんだろうな。
ティアリはこれまでの作品のヒロインと違いかっこいい女の子なんだけど、原始人の中ではこれが普通なんだろう。
時々、年相応の可愛い仕草を見せてくれる。

現在3巻続刊中

講談社コミックプラスの該当ページ
http://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000310073

2018年6月10日 (日)

ピーチミルククラウン 第1巻

単純にヒロインに惹かれて読み始めたら、むしろ主人公と友達2人の関係がすごく良くて。
男3人女3人。
高校の陸上部を舞台に繰り広げられるラブストーリー。
主人公の与一が掲載誌であるスピリッツ発のヒット作だった「東京ラブストーリー」っぽいセリフを冒頭で吐いていたので、意識してるのは間違いないんだろうが、特にトレンディーな感じは全くしない普通のスポーツものだ。
主人公にとても共感が持てる。
陸上部で部長をやっている与一は、中学時代もやはり陸上部の部長だったのだが、生真面目過ぎて自分1人だけ浮いていた。
その事は彼の心残りとなっているが、無理に変わろうとはせず、今度こそ真面目な自分のままでインターハイ出場を狙っている。
だが、中学の時と違うのは、チームメートの男2人とも彼の良さをちゃんと認めていること。
ラブストーリーはある程度、男の主人公は当たり障りのない性格であれば特に問題としないことが多いけど、それでも好感の持てる主人公だと没入感が違ってくる。
ヒロインの桃が彼に惹かれる理由もまさにそこで、その心の動きはとても納得のいくものとなっている。
気になるのは2人がお互いの気持ちに気づかないのは単純にスポーツ馬鹿であるところが大きく、それだけでこれから話を引っ張っていけるのかと言う事。
そりゃあまだまだ伸びしろはあるけど、メンタル面で与一にも桃にも特にマイナス面が見られない。
まぁ今から心配するような事でもないけども。
それにしてもどの女の子も透明感があって可愛らしい絵だ。
でありながら、陸上競技の躍動感とも両立している。
この手の綺麗綺麗した絵は系統的にこれまでは特に好きでもなかったんだけど、この漫画で好きになった。

小学館公式サイトの該当ページ

https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784091898739

2018年5月21日 (月)

明日ちゃんのセーラー服 第3巻

躍動感ですよ躍動感。
もともとヒロインの小路の魅力はその全身の動きにありました。
しかしこの3巻では、クラスの友達も全身で思い思いの自己主張を始めます。
で、当たり前だけど一人一人で動きが違うんですよね。
表情とは顔だけであらわすものにあらず!
小学校時代は全校生徒が妹と2人しかいなかった、言わば野生児だった小路は、ナチュラルボーンで同じお嬢様学校の生徒たちとは1線を画しているわけですが、その小路と対比することで、他の女の子たちの若干、抑え気味の動きからみんなの個性が見えてくる。
小路がみんなの良いところを引き出している。
お嬢様学校だけあって、みんな素直なんでしょうね。
意地悪な言い方をすれば、共学の学校に行ったら小路の良いところは逆に疎まれる結果になっていたかもしれない。
小路が小路でいられる環境でのびのびと育っていく。
ある意味ファンタジーではあるんですが、漫画の中でくらいこういうまっすぐな、子供の長所を失わないまま大人の階段を上って行くそんな世界を見ていきたい気がいたします。

ジャンプブックストアの該当ページ
http://jumpbookstore.com/item/SHSA_ST01C89101600301_57.html

2018年5月 2日 (水)

「よつばと!」第14巻

あさぎさんが出てくるとそれだけで大満足。
あの子、よつばが大好きでかつ扱いがうまいもんだから、よつばの魅力を引き出すんですよね。
さて、今回は上京編。
大都会東京でよつばは初めて人間のちょっとした悪意にさらされます。
本当にちょっとしたことなんですけど、よつばにとっては結構なショック。
ここでのとーちゃんの対応がいい。
よつばが1人で壁を乗り越えられるように、厳しくも優しく見守ります。
かつては勝手に自転車で遠くに行ってしまってとーちゃんにコツンとやられたことを思うと、よつば確実に成長していますね。
そして改めて見るに、以前より落ち着いている。
とーちゃんは日ごろからそれを見て、もう東京に連れて行っても大丈夫と判断したのでしょう。
感無量ですね。
…とーちゃん子育て初めてだよね?
とーちゃんの過去は明らかになってませんが、世界放浪中に世界中のいろんな子供に触れたのかも。
よつばの成長が具体的にはっきり分かる形で描かれたのはこれが初めてかもしれません。
とーちゃんの妹、よつばにとってはおばにあたる小春子さんの初登場も、よつばの東京デビューに心を砕く様子がまず第一であって、このマンガがあくまで「よつばと」であると言うことを思い出させてくれます。
以前から、この「よつばと」に込められたメッセージは、時間は確実に前に進んでいき人は変わって行くが、だからこそ一刻一刻が尊いのだ、ということだと思っていますが、大きくなっていくよつばにちょっとした寂しさを感じてしまうこの心の揺れ動きは、まさに一巻からずっと読んできたその時の流れなのでしょうね。
長期連載を(コミック派ですが)追いかけていく喜びを久しぶりに感じました。

電撃コミックWEBの該当ページ
http://dc.dengeki.com/newreleases/978-4-04-893705-4/

2018年4月14日 (土)

名探偵コナン ゼロの執行人

…これ、実写で作り直しませんかw
わりと本格的な内容で面白かったです。
惜しむらくは、検察や公安周辺の力関係がセリフで語られちゃってるんで、真犯人の動機が実体験に基づいた地に足のついたものに感じられず、頭の中で組み立てたものに思えてしまうこと。
でも設定からすると、それとは正反対の人なんだよね。
このチグハグさは実写だったら俳優に背中で語らせることで糊塗できるから、そもそもがアニメ向きの脚本じゃないんだと思う。
もともと劇場版が好きな理由として、テレビでやってるコナンは時々、明らかに尺の足りないことがあるけど、劇場版はそれがないってのがある。
その劇場版のメリットを要所要所の説明的なセリフは奪っているわけで、だからこそ実写の方がって考えてしまった。
今回はもう一つ気になった点が。
毛利小五郎に罪を着せた理由。
これ、工藤新一だったら、いっぱつ殴ってた筈で、そのほうがカタルシスもあるし収まりもいい。
でもコナンくんだからそれはできない。
物理的に、じゃなくて、鋭い人には正体がバレちゃうからと言うメタ的な理由で。
だから骨格となるメインストーリーについては面白いししっかりしてるんだけれども、色々と惜しいんだよなぁ。
その反面、枝葉となる部分はいつも通り面白いです。
安室と言えばカーチェイス。
一昔前だったら、やり過ぎだとかばかばかしいとか思ってたんだろうけど、今やハリウッド映画のCG多用カーチェイスがよりやり過ぎ感が大きいもんですから、ああいうのが基準になっちゃって、何かリアリティーのあるシーンに見えてしまうw
ワンマンアーミーならぬワンマン公安とでも言うべき安室透は主役を食ってしまいかねないスーパーマンなんで、実質的なダブル主人公でしたね。

エンドロール後エピソード あり

公式サイト
http://d-conan.jp/movie22

2018年4月 4日 (水)

風都探偵①②巻

読了。
仮面ライダーW正当続編「風都探偵」、1、2巻同時発売と言うことで一気に読んで実に堪能しました。
もともと三条陸は私にとっては10割打者。
面白くならないはずがないんですが、一気に2巻まで発売されると、暗躍する敵勢力の正体に翔太郎やフィリップが気づいたあたりまで話が進むものですから、数部作の映画の一作目を見たかのようなボリュームと満足感があります。
はっきり何年かは言ってませんが、照井竜と亜希子の夫婦がラブラブでまだ子供が授かっていないこと、テレビ版では高校生だったクイーンたちが女子大生になっていることなどから、2、3年後なんじゃないかと推測できます。
で、そんな感じで懐かしい人があちこちに登場しますが、それはあくまでスパイス。
本編が十分過ぎる位面白いです。
あくまで私立探偵ですから、怪人〜ドーパントのメモリをブレイクするだけでなるべく殺さず、司直の手に委ねる。
だからこそ怪人の正体を見極めるまでは変身せずに探偵として調査に徹し、一般市民に危害を加えないようにするわけですが、販促の必要がないためか翔太郎が自ら身を呈する場面が多く、テレビ版以上にその説得力があるように思います。
翔太郎、なんも変わってなくて嬉しいなぁ。
本質は変わらない上に人間味を増したフィリップもいいですね。
かつて魔少年と呼ばれていた、と自称するフィリップですが、魔少年に人間味が加わると見事な変人になってしまって、その化学反応ににやけること必至です。
翔太郎と恋仲になると思われる新ヒロイン、ときめの登場も漫画展開ならではですね。
兄弟拳バイクロッサーで最終回で兄がヒロインとくっついてしまったので弟がなんだか可哀想になったものですが、あの時にダブル主人公もので片方だけに彼女ができるのは良くない、と確信した。
亜希子が翔太郎とフィリップどちらとくっつくでもなく竜と結婚したのもそれに類する理由からでしょうし。
しかし、より対象年齢の高い漫画展開なら、恋愛要素需要がメタな事情を上回る。
紛れもなく「W」だけど漫画でしか見られないものが見られる、とてもおいしい漫画ですね。

公式サイト
https://bigcomicbros.net/comic/fuutotantei/

2018年3月23日 (金)

放課後さいころ倶楽部 第11巻

今回の収録ゲームはクゥワークル、それはオレの魚だ!、スティッキー、ドデリドの4つ。
うーむ、収録ゲームの全てにプレイ経験がないとは…。
ここんとこTRPGに集中しててボードゲームはほぼ全くやってないとは言え、この漫画にボードゲーマーの立場から感想を述べる資格がなくなってる気がするわたくしです。
でもまぁ敢えて言うなら、恋愛要素が増えていくことで、ボードゲーム漫画である理由がどんどん減りつつあって、ハチワンダイバーの後半で将棋の盤面や展開の描写がどんどん少なくなっていったのを彷彿とさせる展開。
当たり前に青春漫画として面白くなってきて、それはそれでいいんだけどなんかイズいです。
恋愛要素の主メンバーたる新一年生2人組が入ってきてから、このマンガは飛躍的に面白くなってきていたんですが、ゲームとストーリーのバランスって難しいんだろうなあ。
ゲームデザイナー志望の緑のゲームのテストプレイエピソードをもっと掘り下げて読みたかったですね。
具体的にどんなゲーム展開で、環奈はそれにどんな感想を持ったのかが分かれば…。
ちょっと惜しいと思いました。
ただ今回も、ゲームという趣味の周りには色々な年代の人がいてそのコミュニティーこそがゲームなんだという点はちゃんと描かれてて、そこは好感が持てますね。
どうせなら下の世代を出してもいいかもしれない。
小中学生のボードゲーマー増えてますしね。
2年生のうち1人の相手が男子中学生でも面白いかも。

小学館ウェブ公式サイトの該当ページ
https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784091281968

2018年2月20日 (火)

からかい上手の高木さん 第8巻

読了。
ここのところサブキャラの出番が多かったり、変化球的なエピソードがあったりして世界観を広げにかかっているのかな、という印象があったんだけど、今巻では初期のような単発エピソードがほとんどで、むしろこっちの方が楽しいかな。
まぁ、時間はちゃんと進んでいて、西片くんもかなり意識しちゃってますけどね。
そんな中で、2人の関係が一気に進展しそうなサブタイトルが2連続もしちゃったりして。
あと、アニメが始まった時期に出た単行本で、漫画であることに意味があるエピソードが1つあったのは意識してやってるんですかね。
一つ一つは単発のエピソードなんですが、単行本としてまとまった時に流れとして読者にどう見せていくか、いろいろと実験してるような気がします。