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アニメ・漫画 Feed

2017年2月27日 (月)

鉄血のオルフェンズ 第45話「 これが最後なら」

追い詰められていく鉄華団。
あらゆるリソースが足りていません。
オルガもいっぱいいっぱいで、成功する筈もないシノの特攻作戦をやめさせることすらできない。
あれじゃシノは犬死にみたいなものですよ、気の毒に。
むしろ、あそこまでラスタルの乗艦に肉迫できただけでも奇跡ってもので。
でも、オルガを責める気にもなれません。
鉄華団は頭脳がオルガだけで、オルガへの負担がかかりすぎ。
2期はずっとビスケットを失った穴が如何に大きかったのか描いてきましたが、危なっかしくて見ていられない。
実際、オルガが暗殺されるだけで空中分解するんじゃないでしょうか。
仮にこの最終決戦に勝ったとしても、その危険性はいつまでも付きまとう気がします。
…マクギリスの身柄を手土産にラスタルに降ってりゃよかったのに。
この逆境をどう撥ね退けるのか。
例えばイオク様がラスタルを同乗させたモビルスーツで脱出したのでそれを撃墜とか、イオク様頼りの作劇だけはやめてほしいものですが。
しかし、駆け引きのドラマとしてのオルフェンズはひとまず終わったものと考え、単純に絶望的な状況で戦う少年達の活劇とすれば、なかなか面白かったと思います。
ダインスレイブ装備グレイズの大部隊はちゃんと絶望感を与えてくれてキャラ立ちしてますから。
Ζガンダムで「強化ランチャー装備のハイザックが何十機かでもいればティターンズ勝てたんじゃないか?」と誰もが思ったことがあると決めつけますが、その妄想を実現したようなものでしょうか。

公式サイト
http://g-tekketsu.com/

2017年2月23日 (木)

逆転裁判(漫画版)

前から読もうと思ってた漫画版を読了。
ここんとこ逆転裁判尽くしだ。
きっとコンプリートするまで収まるまい。
さて、やっぱりオリジナルシナリオはいい。
アニメ版もたった1話だけじゃなく、もっとオリジナルの事件を出せばよかったのに、と改めて思う。
まぁ、エピソードは玉石混淆ですごく面白いものもあればそれほどではないものもあるが、それはむしろ願ってもない長所ですらある。
ゲーム版は出る周期が長くて待ちきれないところがあり、そんなに1話1話に気合を入れなくてもいいから、たまに出来が悪いエピソードがあっても気にしないから短編集のノリでどんどん出してよ、といつも思ってる。
それにいつも薄氷を踏むようなギリギリの事件ばかり起こるよりリアリティがあるというものだ。
そんなわけでまぁ(繰り返すが)玉石混淆ではある。
最初の営業部長殺しと蜘蛛男は面白かったんだが、その後は淡々と。
法廷でのバトルというより推理小説のような気がする箇所もあるし、漫画ゆえにテンポ重視だからトンチンカンな証拠品を突きつけて御剣検事やサイバンチョに冷たくあしらわれる場面がアニメ以上に少ない。
だが、逆転裁判のもう一つの魅力であるノリについてはかなり再現されているのはいい。
特にトドメをさされた真犯人の絶叫は見事。
営業部長殺しや大天狗会事件の真犯人が憎々しげに叩きつける暴言は痛々しくもあり物悲しくもあり。
悪人が溜めてきたストレスを被害者に向けて爆発させるのだから全く同情の余地がなく、これから牢獄に送り込むことに少しの罪悪感を感じずに済み、かつカタルシスがある。
その逆転裁判ならではの「毒」がアニメ版ではマイルドにされていたのだが、漫画版はちゃんと受け継いでいる。
逆転裁判2の医療ミス看護婦死亡事件の真犯人の絶叫に通じるものがあって気に入っている。
ところで、やたぶき屋の店主のビジュアルはあれを公式も追認でいいのかな?

講談社コミックプラスの該当ページ
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063615487

2017年2月20日 (月)

鉄血のオルフェンズ 第44話「 魂を手にした男」

分の悪い総力戦に引き込まれた鉄華団。
マクギリスの見通しが甘いのが原因で、組織の創立者が乗っていた伝説のガンダムバエルを起動させたからと言って、セブンスターズの貴族達が味方になるとは限らない、という当たり前といえば当たり前すぎる展開を、彼は見通せなかったわけだ。
ただ、マクギリスはギャラルホルンのことを権威に阿る俗物の集団とでも見下していたんだろうし、それが判断ミスに繋がったんだろうけど、彼の行動原理が不幸な少年時代から来る復讐心であることを思うとあれ以外の選択はできないんだと思う。
下品な言い方で悪いけど、挿れられる生き物から挿れる生き物にクラスチェンジしないと男としての精神の平衡が保てない。
だったらイズナリオの変態爺を物言わぬ肉塊にしてやるくらいが一般的に許容される報復の限度なんだろうが、それくらいで屈辱は癒えやしない。
ガエリオとカルタはとんだとばっちりだ。
イズナリオが切っ掛けはどうあれマクギリスは自分を慕ってくれていると勘違いしているのに対し、その思い違いを糺すのに一番いいのはイズナリオの息子のガエリオをぶっ殺すことだ、とでも思ってるんだろう。
描写はされてないが、ガエリオを「殺し」た時に、頭の中のイズナリオに向かって自分はそれくらいお前を恨んでるんだ勘違いするなと叫んでいたんじゃないか。
カルタに対してはもっと複雑だ。
好みじゃないなら単に断ればいいんだけど、あんな風に殺してしまう。
仮にカルタの想いに応えた場合、カルタにそんな気はなくても屈服させられると感じるわけでそれはイズナリオに掘られるのと変わらないんだろう、彼にとっては。
だからカルタに言い寄られるのすら屈辱だったんだろう。
マクギリスにとって男女関係は常に奪う側でなければならない。
性的虐待を受けるというのはそれくらい一人の人間の尊厳を生涯に渡って踏みにじることなのだ。
そういう意味で年端もいかぬアルミリアを政略結婚で手に入れるのも明白に「奪う側」の生き物になりたいからだろうなぁ。
そんなアルミリアが初めて自分の意思で選択したのが兄の復讐とは不憫な話だが。
しかし、こうマクギリス関連ばかりが目立つというのはストーリー的に非常にまずい。
そういう意味では鉄華団がマクギリスとのツートップの片割れとして対アリアンロッド艦隊の矢面に立たなきゃならなくなったのは、(歴史の)脇役に埋没せずに済んだという点で悪くないことになってしまうのがなんとも。
純軍事的には最悪という状況でなければ存在感を示せない。
それが鉄華団の実力なわけで、なのに生き急ぐことに1期ではビスケットが2期ではザックが疑問を抱くがその声は小さく届かない。
なんとも絶望的な状況だ。
これをハッピーエンドに着地させるには「これまでの駆け引きは全て無意味でした。バルバトスが頑張ったら勝てました」になるんだろうけど、それは嫌なんだよな…。
ずっとオルフェンズの駆け引き要素を楽しんできたこっちからすると。

公式サイト
http://g-tekketsu.com/

2017年2月17日 (金)

ただの流行歌とだがそれがいい

マクロス 愛おぼえていますかのBDを観てて気づいたこと。
公開当時、早瀬美沙の「ただの流行歌よ」にカチンと来たんだよね。3秒くらい。
彼氏のモトカノの歌だから気に入らなくてケチをつけるなんて小さいオンナだな、と呆れたわけだ。3秒くらい。
そしたら3秒後に「そういうことか!」と蒙を拓かれ、次いで大感動ですよ。
最初の勘違いによるプチ不快からの揺り戻し効果で感動がいや増したわけです。
この演出手法の見事さ、観客の感情を上手くコントロールしてくれてる巧みさにはずっと感心してたんだけど、今になって気付いた。
「花の慶次」の「だが、それがいい」も同じパターンじゃないか?
村井弱水の傷だらけの顔は汚ねぇ面だと言った前田慶次は、ただの流行歌よと言った早瀬美沙と同じ。
前田家家臣も俺もそれにカチンと来たのは同じ。
そして慶次の「だがそれがいい。傷だらけの顔こそ忠義の証!(不正確)」と美沙の「当たり前のラブ・ソング」が対応していて、
前田家家臣達も俺も同様に「おおっ!」と感嘆したのだから。
ただ…前にも言ったけど、敢えて誤解を招くような発言から始めるってのは、やはり諸刃の剣なんだよな。
真意を伝える前に相手が激昂してしまって一切の聞く耳を持たない熱暴走状態になっているかも知れないのだから。
慶次にとっての前田家家臣達、美沙にとってのクローディアはちゃんと最後まで話を聞いてくれる相手であった。
前田家家臣達にとっての慶次やクローディアにとっての美沙も、この人は普段ならそういう言い方をする人じゃないという認識があった。
互いの信頼感あってこその言い回しなんだと思うのだった。

2017年2月14日 (火)

からかい上手の高木さん 第5巻

順当に出ました。
話数が溜まったら直ぐに出る感じ。
基本的に一話完結の漫画ですが、この5巻は1冊の本としてのまとまりを意識してますね。
「10年後」に始まり「クリティカル」で終わる。いい区切りです。
この1冊だけ手に取った人に興味を持ってもらおうって寸法なんでしょう。
たぶんアニメ化を狙ってるでしょうし、細かい気配りを感じます。
本巻収録あたりから表紙や巻頭カラーが増えています。
単行本派の人も我慢しきれなくなってゲッサンをチェックするようになるんじゃないですかね。
それにしてもリアルなビジュアルです。
深夜アニメでも実写学園ドラマでも男子も女子もやたらスタイルがいいとフッと我に返って興醒めすることがありますが、西片くんも高木さんも自分の中学生時代に周囲にいたような身長なり体格なりをしています。
内容もいつもどおり。
サブキャラも増えてますけど、あくまで西片くんと高木さんのカップル未満がメインなのは外さないのがいいですね。
最初からカップルで登場する2人がいたり、それを羨ましがってるのがいたり、実際にありそうなあったような学級風景です。
そして何と言っても最後のクリティカル。
クリティカルヒットというのは不意打ちという意味とはちょっと違う気がしますが、この場合ピッタリです。
読者は高木さんが西片くん大好きなのを知ってて、そのもどかしさを楽しむわけですが、こうやって彼女がカラッと明るいのは照れ隠しなのを見せられると、その変化球にニヤニヤしてしまいます。

小学館公式サイトの該当ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09127541

そうそう、10年後もいいけど30年後くらいの照れ屋な頑固親父になった西片くんも見てみたいですね。

2017年2月12日 (日)

鉄血のオルフェンズ 第43話「たどりついた真意 」

オルフェンズってアニメには二つの軸がありますよね。
オルガたち鉄華団がずる賢い大人達に利用されながら自分達の居場所を作っていく流れと、阿頼耶識という禁断の力を得たガンダムフレーム乗り達の頂上決戦という流れ。
で、今回の話で改めて気づいたんですが、わたし前者の流れには多いに興奮するんですが、後者にはそれほどでもないんですね。
これまでの駆け引きがまずメインにあってここぞというところに投入されるバルバトスという構図だとオルガとミカヅキのツートップという感じがするんですが、頂上決戦だとミカヅキだけの物語になってしまうからなんでしょう。
とは言え、今回のマクギリスには痺れましたね。
タイマンの申し出を袖にするのはオルフェンズでは御馴染みの展開ですが、ガエリオのこれまでの人生にマクギリスとの「友情」が如何に大きな場所を占めていたかの告白と、だからこそ決着をつけたいという挑戦状を鼻で笑うかのような「やっていいぞ」。
まぁ、あのままミカヅキがガエリオを殺っちゃったら、それはそれで盛り上がらないんで水入りとなりましたが、お互いの容赦のないバトルはどっちが死んでもおかしくない緊迫感がありました。
ただ、ミカヅキもマクギリスも人間をやめてるのに、ガエリオだけ踏みとどまっててズルい気がしました。
整備兵のお姉さんが色々と理屈をつけてましたが、力は欲しいけど部下だったアインのように人間はやめたくないとしか聞こえませんでした。
一方でマクギリスは冒頭で「もう引き返せない」と呟きました。
それがクーデターのことだったら何を今さらと呆れるところですが(実際、イスルギは誤解してるっぽかったですよね)、人間をやめることに躊躇があったとすれば納得がいきます。
来るマクギリスとガエリオの決着には、この覚悟の差が出るような気がします。
覚悟があれば何をやってもいいわけではありませんけどね。
それだけの代償を払う何がマクギリスにはあるのか。
その背景を語るためかマクギリスの過去が描かれました。
短い時間で悲惨な境遇を描くために身体を売っていたシーンまで入れて。
もしかして小さすぎる嫁さんを貰ったのも、復讐と確認を兼ねているのかもしれません。
自分は性的に強奪される側ではなくする側なんだというスタンスの確認。
同時にマクギリスが鉄華団に肩入れするのは同じような境遇だからというのもハッキリと分かりましたね。
冷静沈着な人物の秘めた滾るような憎悪が明らかになる話は王道ですがバトルの前の盛り上げにピッタリでした。
それにしてもラスタル・エリオンは人が悪い。
イオク様に代わる最高責任者を任命しておかないと、クジャン公の艦隊はみすみす烏合の衆のまま敵の餌食になるじゃありませんか。
わざとやってるんでしょうけど、意外とそれが敗因になるような気がいたします。

公式サイト
http://g-tekketsu.com/

2017年2月 9日 (木)

超えてはいけない壁

今週の「はじめの一歩」を読んでつくづく思い知った。
漫画と現実の間の超えられない、同時に超えてはいけない壁のことを。
世界レベルに達していない世界挑戦者のスパーリングパートナーを務め、ともに敗れた一歩と宮田。
しかし宮田が手を抜いて敗れたのに対しガチで敗れた一歩。
宮田は一歩があの程度の相手に敗れたことを不思議がり、一歩は壊れているんじゃないかと指摘するのだった。
物語としてはこれでいい。
だが同時に、現実だったら「たまたま調子が悪かっただけ」で軽く流されるんだろうな、とも思った。
そして、それはフィクションにはゆるされてないことも。
スポーツでも格闘技でもお互いが万全の体調で完全に対等の状態で雌雄を決するのは意外に難しい。
10割バッターなんていない。調子には必ず波がある。仕方のないことだ。
そういう現実を踏まえた上で、スポーツ漫画もバトル漫画も全ての対戦がガチンコだったらいいなぁ、という読者の期待に応えるためのジャンルだ。
もちろん主人公が怪我をしたりチームメイトが赤点をとったりしてハンデがつくことはあるが、その条件の中では最大の力を出す。
美味しいところ取りではあるが、だからこそ娯楽たり得る。
リアリティを重視して主人公か相手かその両方かが万全でない試合を何試合も丹念に描いてたまーに全力同士の対決がある漫画を漫画家が描こうとしたら、そんなつまらない漫画はすぐに打ち切られてしまうだろう。
常に全力だからこそ一試合の結果がダイレクトに実力の差の明確な指標となる。
それ故の「たった1回のスパーリング結果を根拠にしたダメ出し」というわけだ。
リアリティ溢れる漫画を読んでるとつい勘違いしてしまうが、漫画である以上、娯楽である以上、面白い部分だけを抽出しているのであり、現実との間に超えてはいけない壁のあることは事実だ。
その事実を忘れさせてくれる漫画こそ面白い漫画なのだろう。

2017年2月 5日 (日)

鉄血のオルフェンズ 第42話「 落とし前」

弱い…。
前回から「ジャスレイが弱すぎると名瀬の兄貴の死の必然性が薄れてしまうからちょっとは手強いといいなぁ」と言ってたら…なんですかこの弱さ。
鉄華団の新戦力披露も兼ねてるから苦戦させるわけにはいかないってのは分かりますが、もっとやり方があったんじゃないですかね。
まさかイオク様の援軍頼りオンリーとかたまったものじゃありません。
それにマクマードが手を回していたのはあくまで結果ですよね?
イオク様の援軍を少しも警戒していないオルガの様子にも不満があります。
ジャスレイを痛快に撃破してほしいという希望は叶いましたが、そちらにばかり重点が置かれすぎてた気がするのでした。
興味深かったのが敵のスペースデブリと戦うことに納得がいかない様子のザック。
彼の感覚は本来なら最もまともですよね。本来なら。
スペースデブリなどと呼ばれ便利な道具として利用される少年兵達、かつての自分達と同じような境遇の彼等を攻撃するなんてやりきれない気持ちになって当然です。
もちろん子供が利用される構図はここに限った話じゃない。
ラフタ殺害実行犯だって病気の母親とか養わなきゃならん弟妹達とかいる若い鉄砲玉かもしれませんしね。
そんなことはザックだって分かっているのでしょうがね。

公式サイト
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2017年2月 3日 (金)

機動戦士ガンダムサンダーボルト第9巻

ジオン派の俺だけど、サンダーボルトのタッチは連邦の直線的なメカにこそマッチするということを改めて実感。
南洋同盟の海上都市「リグ」と比較するとペガサス級の大きさがよく分かる。
付録の「スパルタン」のペーパークラフトをディティールアップする資料がこの巻には山ほどあるぞ。
…きっと、誰かやるんだろうなぁw
でかい。
なるほどホワイトベースが難民を収容して逃避行できるわけだ。
そのスパルタンに鎮圧されるリグには一般信者が山ほどいることもあって絵面だけ見ると完全に連邦が悪者だ。
大抵の宗教と同じで個々の僧侶にはいい人もたくさんいる。
実際、南洋同盟が邪教かどうか現段階でははっきりしない。
指導者レヴァン・フウの直の声を聞くのはまだ先の話なのだろう。
テレパシーでいくら声が聞けても直に対面しないと分かりあえない。
それが皮肉なのか生の肉体を大切にする、あの「貴女は1日に12キロの山道を歩くことができますか」に通じるものなのか、サンダーボルトにおけるニュータイプの在り方はまだ示されていない。
奇跡に頼らず己の役割を果たすと断言するビビの逞しい姿からは後者を感じるのだが。
シーランス大活躍。
もう描かれていないジオン海軍の兵器はマッドアングラーくらいしか残っていない。
これから先「新しいメカの登場のワクワク」をどう繋げていくのか。
Ζ時代を見据えた試作兵器の登場も近いのか?
と言ってもガザAを出すにはまだ早いよね。

小学館公式サイトの該当ページ
http://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784099418854

2017年1月29日 (日)

鉄血のオルフェンズ 第41話「人として当たり前の 」

さて、ジャスレイとの決着をつける時がやって参りました。
イオク様みたいなアホな悪役ばかりだとぶっ倒した時のカタルシスも半減ですから、たまにはこういう狡猾で手強い奴がいないとね。
松下幸之助が「自分だけ儲けるのはよくない。少しはお裾分けしないと」的なことを言ってましたが、嫉妬は放っておくと凶刃となってこちらに向かってくるのでしょうね。
現実世界ならここはペコペコ頭を下げてでも関係を悪くしないよう務めたりさらには味方を作るのでしょうが、そこは番長漫画のオルフェンズ。
「そんな大人は汚い!」という視聴者の意向に背かないためにも融和はあり得ないのでした。
それにしてもジャスレイとの決着がどう着くのか期待半分不安半分です。
思い切り叩きのめしてほしい気もするけど、強気な態度に見合う強さを持っていてほしい気もする。
これでバルバトスが敵を圧倒するようだと、だったら最初から力押しでよかったじゃないかということになる。
メタな意味で名瀬が浮かばれませんからね。
…なんか犠牲者が増えそうな気がするなぁ。
で、犠牲者と言えば。
ラフタに向かって尊敬しているとか言い出す昭弘は、グレンラガンのキノンの気持ちに気づかないロシウを彷彿とさせます。
メタなことを言うと、このカップルが上手くいっちゃうと主人公を食っちゃうんで、順当な退場だったんでしょうけど、もっといい運命はなかったのかと後味はよくないです。

公式サイト
http://g-tekketsu.com/