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2019年2月12日 (火)

アーリーセガパーフェクトカタログ

読了。
SG1000、mkIII、ゲームギアの国内は全て、国外も抽出したものについて紹介している大冊だ。
俺のマスターシステム以前のセガのゲーム機の知識は「メガドライブFAN」誌の付録だったマークIIIやマスターシステムのソフト80本のレビューが載っていた小冊子とあちこちの個人サイトのみだったので、SG1000あたりのゲームについてはほとんど知らない。
そんな自分にとって入門用として十分過ぎる位の知識を得られた。
もちろんシャレにならない位のひどい誤植や乱丁、明らかな事実誤認やミスがあるのは十分に承知しているが、それを理由に手に取らないのはあまりにももったいない情報量である。
ソフトの紹介はあまりレビューっぽくなっていない。
資料本としての位置づけから敢えてそうしているのだろう。
しかしたまに、どうしてもこれだけは言っておきたいここは勧めておきたい、と言う熱意が隠しきれていない箇所があって、にやりとさせられる。
例えばゲームギアのデビリッシュ↓。

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発売当時、グラフィックデザインがPCエンジンのデビルクラッシュに似ていると言うことでそれだけで評価が低くなった、とゆうか俺自身も手に取ろうとは思わなかったゲームだが、ちゃんと独自のゲーム性があるんだ、ということをこの人はどうしても言いたかったのだろう。
前述の海外ソフト紹介は特に役に立ちそう。
海外のマスターシステムソフトは通販で買おうにもなかなか参考になる本がなかったからね。
できればここで紹介されなかった海外ソフトについてできるだけ網羅した2巻も欲しいところだ。

ジーウォーク公式サイトの該当ページ
http://gwalk.sakura.ne.jp/item-html/01_mook_item-html/Gmook-162_SEGA.html

2019年1月31日 (木)

ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~

読了。
まず出たこと自体が嬉しいですね。
これが出るって事はこれからもずっと出るってことですからね。
もともとキャラクターの年齢層が幅広かったシリーズですが、数年が経って大輔と栞子が結婚して扉子という娘もいてサブキャラの高校生連中も成人になったことで、ちゃんと時間が経過する世界になり、永遠のモラトリアムではなくなり、物語にもさらに深みが出てきました。
7巻までを本編とする外伝ではなく、8巻として出しても全く不自然ではなかったでしょうに。
次は9巻として出してほしいですね。
さて齢6歳にして母親譲りの書痴の片鱗をひしひしと感じさせる扉子ですが、不自然な神童ぶりを見せたりせず、あくまで年相応でパラメータの割り振りがかなり偏っている感じなのがいいですね。
栞子と違うところといえば両親の仲が良い所…と言いたいところですが、栞子の両親だって別に仲が悪かったわけじゃない。
それどころか栞子と大輔と同じくらい仲が良かった可能性だって十分にある。
ということは…。
なんて物騒な想像もしてしまうわけですが、受け継ぐ部分と変わっていく部分があってこその血脈ですからね。
本は変わらずそのメッセージを受け取る人が変わっていく。
そんな展開をしてくれそうな気がして、長期シリーズを期待させてくれる1冊でした。
今作で特に感じたのが、これまで以上の各話の犯人たちに対する厳しくも暖かい視点です。
やはり罪を犯した訳ですから、決して甘やかしたり無理に擁護したりはしないんですが、罪を償って立ち直って欲しいと感じさせる程度には憎めない「人としての弱さ」がある。
粗暴犯がいないことも大きいのかもしれません。
「人が死なないミステリ」とは言え7巻までは大怪我しかねない暴力もあったわけで、読んでるこっちもなかなか犯人側まで気にかける余裕がありませんでした。
しかし今回は…。
どことなく各話の犯人が主役のはぐれ刑事純情派を思わせる人情ものに仕上がっていると思いました。

メディアワークス文庫公式サイトの該当ページ
http://mwbunko.com/978-4-04-912044-8/

2019年1月23日 (水)

「もしも?」の図鑑 ドラゴンの飼い方

まあ、タイトルだけ見るならタイトル詐欺かなw
内容を確かめないで買った俺にも責任あるからここを責めるつもりはありません。
ドラゴンの生態に徹底的に切り込んでそれを飼う場合のあれこれについてマニアックに突き詰めた渾身の一冊…と勝手に思い込んで読み始めるとなんともライト。
そもそもドラゴンに限らずモンスター妖怪全般だし、よくあるモンスターマニュアルに餌のやり方や散歩の仕方、隣人トラブルの解決なんかをちょろっと加えた内容。
ノリとしては完全にポケモン紹介本で、フェンリル狼やらクラーケンやらも人間に致命的な危害は加えないものとして扱われています。
だから各種モンスターマニュアルを読み慣れてる人にとっては物足りないかな。
しかし挿絵がいいのでそれを眺めているのは楽しい。
伝説の怪物がリードに繋がれたり小屋に入ったりしてポケモンのような人間の友として振る舞っている様子は外ではなかなか見られないので興味深いですね。
(まあ、ポケモンは繋がれてませんけどね)
モンスターマニュアルって各モンスターの説明にとどまらず、執筆者の捉えているモンスター観による1つの世界を1冊かけて描いたものじゃないですか。
人間とモンスターがそれこそ…さっきポケモン紹介本って言いましたけど、まるでポケモンアニメのように共存している世界、そこにおけるモンスターの図鑑と言うことで、異色モンスターマニュアルとして楽しめます。

実業之日本社公式サイトの該当ページ
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-33757-9

2018年6月 2日 (土)

山形の昔ばなし

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10数年前に山形県に出張したときに買ったままそれっきりになっていた小冊子。
ずっと電車の中で読んでたんだけど、まあ、いい暇つぶしになったかな。
意外と冬の厳しさや農村の貧しさを扱った民話は少なくて、そりゃあわざわざ後ろ向きな気分になるようなお話を語り継いだりはしないわな。
のんびりおおらかな地域性が感じられました。
全国的に有名な話もあって、飯を食わない女房や絵描き女房が山形の話だとは思わなかった。
まあ、よそにも多分、似た話はあって、その中のどこが発祥かはわからないだろうけど。
でも大半は似たようなシチュエーションはあれど初めて聞いた話。
特に面白かったのが、鳥海山の手長足長という怪物が山ごと蹴り飛ばされてそれが飛島になったという神話と、やはり飛島関係で漁師の鼻ちょうちんから飛んでいった蜂が飛島で見つけた金銀財宝を探しに行く話。
どっちも飛島関連になってしまうが、なんであそこに島があるんだろうと言う思いは想像力を掻き立てるものなのかもしれない。
ところでネットで調べたら第4集まであるらしい。
あと1冊あるとなると読んでおきたい気もするが、プレミアと言うほどではないが当時630円だったのがどれも2,000円近くになっている。
こういう本はあるうちに買っておかないとダメなんだろうなぁ。
(出張した時点では第3集までしかなかったんだけどね)

2018年5月30日 (水)

厭な小説

読了。
リアルタイムで第1話「厭な子供」だけ読んだことがあるこの作品集。
アンソロジーか何かに収録されてたんじゃなかったかな。
そしたら実は続きがあって、通して読んだらこんなに面白いとは。
やはり作風を勝手に決めつけてはいけないな。
京極夏彦の京極堂シリーズの大ファンだった俺は、同じ京極作品でありながら根底となる世界観の異なる「厭な子供」に反発した。
この世に妖怪などいない。しかし単に嘘や迷信では片付けられない。それらが信じられてきた歴史的背景が彼らを「実在」させてきたのだ、という京極堂シリーズの世界観は若き日の俺を魅了し、それとは逆に実際に妖怪が存在する「厭な子供」に裏切られた気がしたというわけ。
素直に読めるようになるためには俺自身が丸くなる必要があったわけだ。
体形のことじゃないよ。
悪趣味で不条理な短編の数々。
極めて論理的に現実世界の文法で奇怪な出来事に対峙しようとする語り手達を、嘲笑うかのように蹂躙していく様子は、過去作の世界観の破壊でもあり、京極ファンにとって快感ですらある。
だから、本当はファンであるほど読むべき小説なのだろう。
ところで一番の嫌われ役がなんの制裁も受けていない。
これこそ正に「厭な」部分、というトートロジーなのか、それとも彼以外はみな狂ってしまっているのか。
そう考えると、異口同音に理路整然たる常識人ぶりを露わにする各部の語り手たちのトークもまた不気味に思えてくる…。

2018年2月16日 (金)

虚ろなる十月の夜に

読了。
邪悪な儀式をめぐる人間とその使い魔たる動物達の物語。
実在非実在を問わず著名人(のそっくりさん)オンパレード。
だが、あくまでそっくりさん。
帯を見ないとクトゥルフ神話ものだとはわからないが、知らなくても、こいつらのうちかなりの数はろくな死に方をしない事は何となく想像がつく。
いや、悪い奴らではない。
だが、手を出してはいけない領域に手を出している、元には戻れない連中だ。
語り手は使い魔のうちの1匹である犬。
主人がきたるべき儀式の日に備え忙しい日々を送る中で、彼は犬らしく村中を走り回って主人のサポートをする。
犬であることで人間にはできないことができ、その一方で人間なら何のこともない簡単なことがとてつもない困難を伴う。
その丁寧でディティールの細かい描写や語り口があきさせない理由なのだろう。
さて、古き神々の召喚に対する考えで人間達は敵味方に分かれる。
しかしどちらの陣営かは、来たるべき時が来るまで分からない。
ゼラズニィは素直なので、こいついい奴だなと思った奴はその印象を裏切らないし、逆の奴も然り。
これを意外性の観点から物足りなく思う人もいるだろうが、意外性の為に不自然な言動となるよりはずっといいと思う。
それにしても、途中で風邪をひいちゃったもんだから、読み終えるのに1月以上かかってしまった。
でもそうじゃなかったら一気に読めたと思う。
キャラクターが多い割に関係性がすっきりしているのが、このお話の最大の長所だからね。
かなり多めのキャラクターを中断前はほぼ完璧に把握していたし、再開後に忘れてしまっていたことで読み進めるのに時間がかかったわけで。

竹書房文庫公式サイトの該当ページ
http://www.takeshobo.co.jp/book_d/shohin/6033901

2018年1月 6日 (土)

犬と猫の異性間友情

今、読んでる本はオスの犬が主人公なんですが、その友達にメスの猫がいるんですね。
まぁよくある構図ですが、この2人の関係がとても良い。
自分にとって心地よい。
なんでなんだろうなと思ってたんですが、やっと気づいた。
絶対に恋仲にならないことが確定してるから、素直に男と女の間の友情を楽しめるんだと。
まあ、擬人化の度合いが低い作品の場合だけですけどね。
擬人化の度合いが高い、つまり直立歩行して服を着て人間同様の文明を持ってたりすると、違った動物ではなく異種族として扱われるから、普通に恋愛要素が出てくる。
話を戻して普通に動物として生活していて単に実は人間の言葉を喋れる程度の場合は、純粋に男女間の友情を信じられる。
男と女の友情は普通にあります。
でも恋愛に発展することもある。
往々にして片思いに終わることも多い。
そして告白を断る理由として友情を突きつけられると、その感情の整理は綺麗事では済まない。
特に男の場合は、いい友達だと言われれば言われるほど屈辱に塗れる。
フィクションにおける固い友情で結ばれた男女を楽しんでる場合でも、その「可能性」は常に頭の何処かにある。
その負荷が「ない」ことは、こんなにも気持ちを軽くするんですね。
いやはや発見でした。

2017年12月27日 (水)

2017読んだ本ベスト3

今年はどのくらい読んだかなぁと思って過去エントリーをちらほら。
正確に言うと、読んだ本じゃなくてエントリーで感想を書いた本。
で、積み本崩しが大半なんで、出版年はバラバラ。
でも、こうして振り返れるんだから、感想を書いてきたことには意味はあったと思う。
一応、列挙してみると…

不肖・秋山優花里の戦車映画講座
文庫版 狂骨の夢
サン娘(ムス)〜Girl's Battle Bootlog
魔導物語ファンブック イラストレーション&アザーズ
故郷から10000光年
アウトサイダー・プラモデル・アート-アオシマ文化教材社の異常な想像力-
怪しくゆかいな妖怪穴
武器
泣けるいきもの図鑑
-犯罪王メスリーヌ自伝-生きては捕まらない
コイルズ
3Dゲームファンのためのグラフィックス講座
カリフォルニアの炎
ぼくはこうして動物に襲われた~あんなに優しい目をしていたのに~
おもしろい!進化のふしぎ 続ざんねんないきもの事典
おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典
エルフとレーブンのふしぎな冒険 6巻 ついに決戦!さいごの洞くつ
中世実在職業解説本 十三世紀のハローワーク
【小説】ベルセルク 炎竜の騎士
トンネルズ&トロールズ・アンソロジー「ミッション:インプポッシブル」
ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌
木星買います
いなくなれ、群青
幻の未発売ゲームを追え!今明かされる発売中止の謎
君の名は。 Another side:Earthbound
ビブリア古書堂の事件手帖7〜栞子さんと果てない舞台〜
小説 君の名は。
逆転裁判 逆転空港
逆転裁判 逆転アイドル
エルフとレーブンのふしぎな冒険5 くらやみの町と歌う剣
女の一生
エルフとレーブンのふしぎな冒険4 さまよう砂ばくと魔法のじゅうたん
谷間の百合

…たったの34冊?
いや、すべての感想を書いてるわけじゃないけど、それにしても少ない。
これではもはや書痴を名乗るわけにはいかないなぁ。
というわけで、これからは書痴'を自称させていただきますw
原因は明らかで、ジム通いを優先させてから読書量が激減してるんだよね。
でもまあ、この中でベスト3を挙げるとしたら、

3位 ビブリア古書堂の事件手帖7〜栞子さんと果てない舞台〜
見事に風呂敷を畳んでシリーズ完結
母も娘も変わることなく、ただ違いを認めあった。
親子の物語はこれでいい。

2位 カリフォルニアの炎
ニールケアリーのチャイナ編もそうだったけど、国家レベルの巨悪には個人では絶対に勝てないと言うのは、ウィンズローの世界観なんだろうからそこは我慢せんとならんのだろうね。
冒頭の幹部消防士育成学校の場面だけで知識の洪水と面白さを両立してるのに、これは序の口だってんだから…。

1位 -犯罪王メスリーヌ自伝-生きては捕まらない
自信満々でことに挑むと実にあっけなく大胆不敵な計画が成功してしまう。
人間がいかに想定外の出来事に弱いかがよくわかる。
著者はろくでなしの犯罪者なだけに、美化されていない「怪盗」の実態がわかる実に興味深い本でした。

うん!
来年も、良い本に出会えますように。

2017年12月22日 (金)

不肖・秋山優花里の戦車映画講座

タイトルに偽りなし。
何せあんこうチームで5人全員が出てくるのは表紙だけで、本文ではほぼ秋山優花里しか出てこない。
これは、戦車で戦うならまだしも、戦車の出てくる映画にまで詳しいとなると、秋山殿しかいないということなのだろう。
確かに他の4人がそれぞれの映画に出てくる戦車の魅力を熱く語ったりしたら、それはカルパンに出てくる4人とは別人だ。
しかしそうは言ってもなかなか割り切れないのが普通であるところ、あえてちゃんと元キャラに合わせるところにこだわりを感じる。
紹介されているのは戦争映画に限らない。
それが広く興味を引くためなのか単に戦争映画に限定すると本数が足りないからなのかわからないが、結果としてメリハリの利いた構成となっている。
各映画の紹介も、出てくる戦車の種類や台数、貴重な戦車で他の戦車ブルドーザーを改造した場合はその改造についての紹介にとどまらず、映画そのもののストーリーや見所にも触れている。
これは冒頭から順に読んでいくときにとても重要なことだ。
データだけ羅列されてるような本だと読み疲れしてしまうからね。
でもまぁやはり、本棚に並べておいて戦車の映画を鑑賞する前と後にチェックするのが、この本の正しい使い方なんだと思う。
それにしてもつくづく思うのは、戦車が本当に好きな人と俺のような戦車「も」好きという程度の人では、映画の観方がかなり変わってくるんだなぁということ。
例えばフューリーは劇場で観たんだけど、冒頭のティーガーとの撃ち合いで、俺は弾道がCGで表現されている様子になんだか興ざめして、二次大戦の戦車なのにビームを撃ちあってるみたいだと当時のブログエントリにも書いた記憶がある。
だが、この本によるとあそこで出ているタイガー戦車はボービントン戦車博物館が所有する実車で、この映画公開の数年前にやっと走行できるようになった世界で唯一の自走できる虎。
他の映画の項目で似た戦車を改造してタイガー戦車に見せかけてきた歴史を知ると、なるほど感無量なのだなと分かる。
(※だからフューリーのタイガー戦は、あの前に弾道のCG表現に観客を慣れさせるための適当な一戦を入れるべきだったんだろう。実際、違和感を覚えたのはあの時だけで、その後の戦闘では同じ表現を使っているにもかかわらず慣れてしまっていたのだから)
フューリーに限らず、この本で得た情報を踏まえて改めて観直したくなった映画も多いのでした、

廣済堂ベストムック公式サイトの該当ページ
http://www.kosaido-pub.co.jp/mook/post_2483.html

2017年12月 4日 (月)

文庫版 狂骨の夢

読了。
取り敢えず買ったものの「400枚加筆とはいえ新書版でストーリーは知ってるし、そんなに面白くなかったしなあ…」と積んでしまったのが20年も前。
本を積むのは珍しくないとは言え京極夏彦にどっぷりとハマった数年間を経て飽き始めていた頃だったし、新作を無条件で読むのをやめたキッカケの一つがこの「積み」なんだと思う。
でも今回、ちゃんと読んでみると、読後感はかなり改善されている。
そりゃもちろん真犯人の動機には何一つ同情できないし、やっぱり宇田川先生が気の毒で気の毒で後味がかなり悪い。
しかし、主人公側の人物の心理描写がかなり丁寧だったことから、唐突な感じは大幅になくなっているし、一人一人がちゃんと「翻弄される人」になっているから、その憑き物が落ちることでカタルシスもある。
ただ「主人公側」なんてカテゴライズが「できてしまう」わけで、そうじゃないあちら側の人達はまるで言葉の通じないモンスターだ。
姑獲鳥も魍魎も、登場人物全員に止むに止まれぬ事情があったんだなと納得がいったんだが、さすがに本作の狂信者連中にはそういう落としどころは用意できないのも仕方ないところか。

講談社BOOK倶楽部の該当ページ
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062649612