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映画 Feed

2019年2月11日 (月)

アクアマン

どうしてもマイティーソーに似てしまうけど、神話モチーフの貴種流離譚はこんな展開になるのが自然だし許容範囲かな。
海と陸との全面戦争を止めるべく弟王率いるアトランティス軍と戦うアクアマン。
人間とはアトランティス人のハーフの状態では人間と外見上の差はないが、アトランティス人の血が強く目覚めると鱗が生えてくる。
異形とのハーフものではよくある表現ではあるが、本当にいよいよになるまで鱗は生えてこないので、ほぼ全編を通じて生身の体なのにめちゃくちゃ強いヒーローとして描かれている。
そのアクアマンが活躍する海底世界は進んだ文明を持つハイテク都市で、ここらへんはブラックパンサーの海底版と言う感じだ。
しかしその海底都市のあり方が背景成果にとどまらず立体的な戦闘にも寄与しているのでとても斬新な迫力を持つ。
アトランティス人が地上にやってくる時は「うる星やつら」のだっぴゃ人のような「水の詰まった地上服(潜水服の逆)」を着てくるのも面白い。
世界をきちんと描いている印象だ。
ただ、アトランティスの女王さま(アクアマンのお母さん)が地上に打ち上げられた時、人間がスーツを着ているようにしか見えないのは、冒頭のシーンだけに大きく興を削がれた。
首元をアップにしなければよかったのに。
水中以外も面白い。
シチリア市街戦なんか聖地巡礼に行きたくて仕方がない。
そのシチリア島で強敵として立ちはだかるのが強化服を着た人間であるブラックマンタ。
彼関連で物語が始まるのは、本来なら物語のテーマを絞りきれてないという印象を抱いて当然なんだけど、逆に飽きが来ない構成になっているのは見事な職人技だ。
ところで、弟と対等の武器で戦った時は負けていたことを思うと、伝説の武器であるトライデントで勝ってもやっぱり実力は弟が上なんじゃないの?とついツッコんでしまう。
ここら辺は続編以降できっちり決着がつくといいなぁ。

エンドロール後エピソード 1回目 あり
2回目 なし
公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/aquaman/

2019年2月 4日 (月)

メリー・ポピンズ リターンズ

名作の次世代もの。
クオリティーはすごく高いと思うんですけど、このパターンはちょっと飽きてきたなぁ。
プーさんの時は割と燃えたんだけど、こう何作もやられるとね。
とは言え各パートにすごい熱量がこもっている。
ゴーストバスターズがニューヨーク万歳なら、メリーポピンズはロンドン万歳。
ロンドンを愛する人たちをメリーポピンズはいつも見守っている。
ロンドンがどことなく汚れた雰囲気なのは別に大恐慌だからじゃなく当時の煤まみれの大都会ってのはみんながあんな感じなんだろう。
しかし現代人の我々から見て汚れてたからといって住んでいる人には余計なお世話だ。
陽気な街灯点灯夫・ジャックが、ここは俺たちの住んでる街なんだ!とばかりに全身で表現しながら楽しそうに働く姿からは、ロンドンっ子の矜持を感じられる。
大河「平清盛」の、当時のリアルな埃まみれの街だけどとても活気がある様子に通ずるものがある。
この愛嬌たっぷりのジャックが俺はすごく好きなんだけど、目立ちすぎてメリーポピンズの陰が薄くなっている感じだ。
初登場から3兄妹のハートを鷲掴みにするバスタブの中の大冒険に至るメリーポピンズのワンマンショーはキャラな立ちまくりだけど、そこからだんだんおとなしくなっていく。
ミュージカルの肝であるいかに自然に歌にもっていくかもうまく行っていない場面が散見されるし、ピンチの人々を助ける助けないの基準もよくわからなくて、だったら最初から助けてやりゃあよかったじゃん!とツッコむこともしきり。
そういうもんだと割り切れば歌もダンスもマーベラスな魔法も楽しいんだけど、緩急がなくてノンストップで、要はコテコテにボリュームがありすぎるんだね。
美味しんぼの中松警部の奥さんの歌子さんが作ったアイスクリームみたい。

エンドロール後エピソード なし
公式サイト
https://www.disney.co.jp/movie/marypoppins-returns.html

2019年2月 3日 (日)

雪の華(実写映画)

10数年前のヒット曲をモチーフにした難病ものラブストーリー。
もともと大好きな曲なので映画への評価も甘くなってしまう。
アレンジバージョンがBGMとして流れるだけでじわっときてしまう。
あまりストーリーの整合性のことを考えずシチュエーションを楽しめばいいと思う。
実際ぐいぐい引っ張ってくれる映画でもあるし。
正直なところフィンランドでの見せ場に強引な展開が多いなど覚めてしまう箇所もあった。
オーロラも実物の映像ではないし。
でも見せ方はうまいんだよね。
幸せを呼ぶ赤いオーロラは見られないで終わるわけがないんで、ヒロインの美雪が赤いオーロラを待っている間は、どうせ予定調和的に見られるんでしょ、と思っていて別に緊張感もない。
しかしうまいこと注意をそらされて、かつ意外かつ効果の高いシチュエーションでオーロラに気づく。
難病の美雪は少女漫画をよく読んでいて、この物語は少女漫画的な夢を叶える話だから、強引な展開も多いんだけど、個々の演出には光るものがあって、いつしか本当にヒロイン視点の話に感じられてきて、没入感が高まる。
中条あやみの演技は可憐で、美雪の最初の頃の人とどう話していいかわからずどう距離を詰めていいかもわからない感じは、まさに一瞬の雪の華としてすぐに溶けてしまいそうなほど頼りなげだ。
あそこで生きる力をくれた悠輔に惹かれるのも自然だ。
だから、確かに100万円のシーンは初見では恥ずかしくもあったんだけど、100万円を渡して付き合ってくださいと言ったらどう思われるかなんて誰だってわかるわけで、しかしそれでも声を出さなければならない切迫した理由が彼女にはあった。
人と人のつながりってのはきっかけはある程度、何でもいいんだよね。
一歩を踏み出せばそこから始まる。
シンプルでいい映画だと思った。

エンドロール途中エピソード あり
エンドロール後エピソード なし

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/yukinohana-movie/sp/

2019年1月27日 (日)

シュガー・ラッシュ:オンライン

前作は、あらゆる人間はそれぞれの役割を演じている、と言う普遍的なテーマを、ゲーム内の「設定された存在たる」キャラクターを使って描く、まさにSFと言える作品であったが、今回はテーマを一新。
別れと旅立ちと友情を描いた一作となっている。
子供というのは残酷なものだ。
ヴァネロペがラルフと一緒に懸命に守った「シュガーラッシュ」に彼女は飽きてしまう。
マリオカートのような「シュガーラッシュ」から、グランドセフトオートをレースにしたような「スローターレース」に。
日本の子供が最初は任天堂のゲームに親しんでいるが、ティーンエイジャーになって背伸びするようになると一時的に「卒業」してしまうのを思わせる。
彼らは戻ってくるかもしれないし、来ないかもしれない。全く別の場所に行ってしまうかもしれない。
いずれにせよそうして人は大きくなっていくのだろう。
多くの物語がそういう出会いと別れについて描く時、決して後にしていく場所を否定したりしないものなんだけど、ヴァネロペはゲーム「シュガーラッシュ」の仕事の物足りなさについて容赦なく口にする。
これはとてもリアルだと思う。
新たな世界や環境に胸をときめかせているときに、今いる環境が色あせて見えるのはよくあることだし、残される者に対する自らの残酷さに気づかないのも一概に悪いこととは言えない。
ミヒャエル・エンデの鏡のなかの鏡に出てくる「腰に無数の鎖を結わえつけられた青年」は自由な魂を持たない迷宮の住人の典型だったが、同作で鎖と言うメタファーで表現された「しがらみ」こそが、ヴァネロペに追いすがるラルフの役割だ。
ベタベタするだけが親友じゃない。
そこに到達するまでの葛藤が、電脳世界ゆえにリアルな障害となって2人に立ちはだかる様子は実にセンスオブワンダーに満ちている。
ヴァネロペがそこまで魅了されたスローターレース。
そのメインドライバーであるシャンクは美人でりりしくクールだ。
彼女はヴァネロペのドラテクをすぐに認め2人は仲良くなるが、このスピーディーなあっという間にフォーリンラブな心の動きが、ゲームの世界だからそんなに不自然には思えないのも、この映画ならではと言えるだろう。
なお、2人の物語が中心になっている上に、それに絡んでくるのがインターネットの動画サイトと架空のゲームであることから、ゲーマーが見て楽しめる「ならでは」の要素は激減している。
また、ディズニープリンセス勢揃い自体は燃える展開で好きなんだけど、それが最大の見所として予告の時点で露出していたことには、鼻白む思いなんだよね。
いろいろと気になる点もあってやや雑な印象もぬぐえないんだけど、前作と同じことを繰り返さない姿勢は評価できました。

エンドロール後エピソード 1回目 あり
2回目 あり
公式サイト
https://www.disney.co.jp/movie/sugarrush-ol.html

2019年1月20日 (日)

アリー/スター誕生

人は物語を食べて生きていける。
駆け上がるアリーと落ちてゆくジャックの物語は本来ならアリーの心の中だけの話だ。
しかし歌として歌いあげられることで聴衆は自分の身近な出来事をアリーに重ね合わせて心を震わせる。
さらに劇中の聴衆と映画の観衆は一体となり、観衆1人1人にとって2人の物語は自分の物語となる。
だからこれはラブストーリーである以上に、シンデレラストーリーである以上に、生きることと歌うことと物語を紡ぐことに真摯な映画だ。
トップシンガーとしてのジャックの辛さは想像に難くない。
己の人生を歌に込めることをアリーに説いたのはジャックだ。
実際そうやってきたのだろう。
しかし自分の人生を赤裸々に歌に込め、エンターテイメントとして昇華できる形に整える作業は己を切り刻むことに等しい。
だからジャックにはアリーが、家族が必要であった。
そのジャックにとって理想の「一家の長」は兄である。
古き良きアメリカの男である兄は決して当たり散らしたり甘えたりせず家族を守る。
ジャックが妻であるアリーに甘え依存する場面は多いが、ギリギリまで我慢している様子が見てとれるのは、まさに呪縛だ。
対するアリーは精神的にタフだ。
ただ若い頃のジャックもそうだったようだし、ならば彼女もやがては…。
それを支えられなくなっていくジャックの絶望は心を打つ。
スター…星の輝きは本当に一緒なのだろう。
こういったテーマが一流のシンガーによるステージで自然と伝わってくる。
惜しい点といえばやっぱりレディーガガが歌うだけあって、ジャックよりアリーの方が上に見えてしまうよなぁ。
新人なのに一流の風格を持つアリーのパフォーマンス。
まあご愛嬌と言うことでw

エンドロール後エピソード なし
スター誕生
公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/starisborn/

2019年1月13日 (日)

ドラゴンボール超 ブロリー

旧劇場版は全く知りません。
マッチョでピュアなパワーファイター・ブロリー。
幼少時から悟空と仲良くなりそうな感じがビシバシしてた好漢。
異常発達した胸筋から繰り出されるパワーあふれる攻撃から目が離せません。
今作では悟空・ベジータ・ブロリー3人のサイヤ人の生まれから始まる生い立ちが描かれ、そして今があるという丁寧なキャラ立ちのおかげで、自然と誰にも死んでほしくないと言う気持ちが生まれ、それがバトルの緊張感につながったと思います。
悟空には地球人の育ての親がいた。
ベジータは自らよき父親となることで冷酷な呪縛を振り切った。
この2人に比べるとブロリーはかなり家庭環境に恵まれてると言えるでしょう。
父親のパラガスは地球人基準からするとろくな父親じゃないように見えますが、あれサイヤ人ですからかなり情のある方です。
地球人だって戦乱の時代であればあんな感じだと思いますしね。
それは仲間のチライとレモにはわからないわけですが、余人には計り知れない絆と言うのもなかなかに良いものです。
で、このチライがかなりかわいいヒロインっぷり。
表情が良く変わりとても生き生きしています。
ブローリーは彼のために本気で怒ってくれる仲間を手に入れました。
1つ気になったのが、挿入歌の入るタイミングがおかしく、ブロリーが悟空に向かって「カカロット!」と呼びかけているように聞こえたのは「?」。
それに悟空は最後に、カカロットとも名乗ってますが、サイヤ人であることに何のこだわりも持っていない悟空にとってカカロットという名前はあまり意味がないのでは?
もしかしたら、今回の戦いで、自分の父親はどういう人物だったんだろうな、と考えるようになったのかもしれませんね。

公式サイト http://www.dbmovie-20th.com/sp/
エンドロール後エピソード なし

2018年12月31日 (月)

2018映画ベスト3

まずは今年公開の映画で見たものをリストアップ

キングスマン:ゴールデン・サークル
マジンガーZ/INFINITY
ジオストーム
ブラックパンサー
グレイテスト・ショーマン
北の桜守
トウキョウ・リビングデッド・アイドル
スモーキング・エイリアンズ
キュクロプス
トゥームレイダーファーストミッション
パズル
穴を掘る
リメンバーミー
ナナちゃんOh mein GOTTしよ
精霊カフェ
ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル
名探偵コナン ゼロの執行人
レディ・プレイヤー1
アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー
ランペイジ 巨獣大乱闘
ピーターラビット
デッドプール2
パシフィック・リム アップライジング
ジュラシック・ワールド 炎の王国
銀魂2 掟は破るためにこそある
ポケットモンスターみんなの物語
カメラを止めるな
万引き家族
ヴェノム

29本…昨年よりだいぶ減ったなぁ。
ブログエントリを見ると8月を最後に映画を見る本数は激減している。
そして9月からD&Dのキャンペーンを始めてる。
わかりやすい理由だね。

3位 グレイテスト・ショーマン
人はどんな時でもやり直すことができる。
立ち上がることができる。
主人公は要所要所でまず人を大切にする決断をするんだよね。
人を楽しませるのが大好きな主人公とミュージカルと言うジャンルがとても相性が良い。

2位 リメンバーミー
メキシコの死生観から来る賑やかな死後の世界がまず楽しい。
とても優しく温かい家族たちが、しかし生業を継ぐことを求め、主人公の音楽への夢は決して認めない。
こういう欧米の価値観とは明らかに違った世界を逃げずに描いているからこそ、生前と死後の世界それぞれで繰り広げられる家族の物語が感動を呼ぶのだと思う。

1位 ピーターラビット
スラップスティック!
トムとジェリー好きには堪らないテンポのよさ、動きによる笑いが全編にわたって繰り広げられる。
おいおいいいのか?という別の意味でのハラハラドキドキも心臓に悪いw
原作と違うからこそ良い、というなかなかない拾い物でした。

2018年11月21日 (水)

ヴェノム

タイトル…じゃなくてキャッチコピー詐欺だw
悪役らしい部分がほとんどない宇宙の粘液生物ヴェノム。
これじゃいわゆるダークヒーローと変わらんよ。
でも、そう頭を切り替えて普通のダークヒーローものとしてみたら面白い。
スパイダーマンの宿敵と言う事しか知らず、同じ能力を持つダークスパイダーマン的存在なのかな?と言う極めて雑な認識しかない状態で見に行ったんですが、すごく自分好みの映画でした。
スタイリッシュでかっこいいしね。
凶悪なヴェノムと人間の記者ブロックの奇妙な友情。
寄生獣やうしおととらのような王道の怪物バディものです。
アクションのほうも、スパイダーマンと違って全身からねばねばが出せるので意外な体勢から意外な攻撃が出せますから目新しい感じがします。
イエローテンパランスの幽波紋使いを思い出した人も多いかもしれない。
感心したのは、この映画単体ではダークヒーローとして完結しつつ、他の映画で悪役として登場した時は彼のこういうところが悪く出てしまうんだろうな、とわかるような描き方になっていること。
彼は正義感と裏腹に自分勝手で思い込みが激しい。
確かに強大な力を身勝手な理由で使いかねない。
割とあっさりとあっち側に行ってしまいそうな危うさがあるんですよね。
しかし今作ではそのことを自分で知っていて反省することも抑えることもできる。
それがヒロインからの「憎めない人」という評価につながっているのでしょう。
別れてしまったヒロインも、ヒロインの新しい彼氏も、2人ともどちらもいい人ではあるんですが、彼のためにあそこまで親身になるのは、やはり彼自身が魅力的な人間だからでしょう。
宇宙生物の仲間たちの中の「負け犬」と自らを称するヴェノムがブロックに惹かれたのもきっと同じ理由ですね。
そういう意味で主役がぐいぐい引っ張る映画でした。

エンドロール後エピソード
1回目エンドロール後 あり
2回目エンドロール後 あり
3回目エンドロール後 なし

公式サイト
http://www.venom-movie.jp

2018年11月18日 (日)

万引き家族

なんか映画の内容自体とは別のところで毀誉褒貶のある映画。
私は1人の少年の成長の物語として楽しみました。
少年を取り巻く特異な環境は、彼をして「家族」について考えさせざるを得ません。
法を侵さない範囲内で自分を虐待する実の親と、
犯罪で生計を立てる反社会的な人間だが優しい育ての親。
消極的に後者を受け入れていた彼にとって「家族」とは自分と周囲の関係でした。
しかし新たな一員が加わって、彼女と家族との関係を考えられるようになったとき、少年はある決断をする。
この心の成長には大変な快感を覚えました。
「家族」達のディティールにも深みが感じられます。
一人一人の背景がにじみ出ているのもさることながら、寄り添わなければならない理由が行間となっている。
特に棄てられ顧みられない者の持つ絶望と慟哭が滲み出ているという点で、安藤サクラの演技は群を抜いています。
彼らの住んでいる家もその一つ。
ビルの谷間の一軒家の上空からの光景の持つ異世界感。
そこがいつか失われる「楽園」であることを否が応でも思い知らせてくれるカットです。
ただ、風俗嬢の存在はちょっとどう捉えていいかわからなかったかな。
だって明らかに1番、稼いでるでしょう。
もちろん給料の全額をあのコミュニティーに入れる必要はないんだけど、生活費が足りなくて子供が万引きまでしてるわけでね。
みんな「聖人」なんかではない、ずるいところもある当たり前の人達の話なんだ、とそういう意味だとは思うんだけど何か釈然としなかったです。

エンドロール後エピソード なし

公式サイト
http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/

2018年11月11日 (日)

カメラを止めるな

面白かった。
もうこれがどんな映画か、観に行く前に最低限の事前情報は得ているわけじゃないですか。
その情報があるから、最初のうちは
「思ったよりつまんないな。どんな映画が作りたいかはわかるけど、アイディアに引っ張られている感じ」
と思ってしまう。
しかし、それこそが制作側の思うツボ、手のひらのうちと気づいた時!
この映画は最高の青春ムービーへと変わる。
実に気持ちよく「騙して」くれるのだ。
ちなみに「青春」の本来の意味は30代半ばまでだ。
だからもっと範囲を広げてもいいだろう。
それにしてもなんて楽しそうな人達だろう。
映画を撮ると言う事、ものを作ると言う事はこんなにも楽しいことなんだ、と言うメッセージがビンビンに伝わってくる。

エンドロール後エピソード なし

公式サイト
http://kametome.net/index.html