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2018年6月13日 (水)

D &Dの「異世界にとっての異世界」

D&D5eダンジョンマスターズガイド。
第2章「多元宇宙の創造」読了。
これで第1部「世界の管理者」は一通り読んだことになる。
正直な話、個々のシナリオの作り方や運営方法ではなく、世界全体の作り方を最初に持ってきたのはそこまで大げさな事はしたくないダンジョンマスターにとっては高い壁になってしまうのではないか、という気がしなくもない。
実際、第1章に続き第2章でも、読み始めた時はこんな感じでずっと続くのかと徒労感を覚えた。
妖精界や影の世界や、神や天使や悪魔の棲まう天国や地獄にあたる場所、地水火風の4大精霊が住む精霊の世界などが具体的に描写され、そこで冒険をする場合どのようなことが起きるのかがオプションルールとして規定されている。
これは結構、意外だった。
シナリオのマップの中に異世界への入り口があることはたまにあるが、あくまで「たまに」のイレギュラーであるから、個々のシナリオで特殊ルール扱いで言及すれば足りる、というのが従来のあり方。
わざわざ基本のルールの中で細かく決めるとは思わなかったのだ。
そもそも異世界と言うのは、異世界でも生き延びられる高レベルキャラクターになってから、しかもシナリオの要請あって行くところだから、大半のプレイヤーキャラにとっては縁がない。
これは個別のシナリオで言及するだけでは矛盾が出てしまうからだろうか?
もちろんそれもあるだろう。
だが、世界全体をDMが把握した上で個別のシナリオを運営していくと言う5eの思想によるものだろう。
まぁ俺が勝手にそう思ってるだけだが、プレイヤーズハンドブックに駆け出しの1レベルから神の領域に一歩を踏み出す20レベルまでが一挙に載っているから来たるべき最終目標を見据えた上で自分のキャラクターがどのくらいのステージにいるのか理解できるのと同様のことが、世界づくりにおいても提示されていると考えるのが妥当だろう。
ならば、低レベルのうちの田舎の町や村レベルの冒険においても、機会あれば異世界の存在の片鱗を見せておくのも悪くない。
ダンジョンの一部が実はこっそり影の世界シャドウフェルへとつながっているのもいいし、ちょっとだけ妖精界に行って帰ってくるのは冒険者に限らず少年少女の冒険の定番だ。
それによく考えると、別に駆け出しの1レベルや2レベルの冒険者が最初からこれら(一般的ファンタジー世界に対する)異世界をスタート地点として冒険しても一向に構わんではないか。
そうなると、どうやってシナリオに組み込もうかと考えながら読んでいくわけで、だんだんと面白くなってきました。
ただ気をつけなきゃならんのは、冒険者たちが普段いる現実の世界の描写が大人しめにならないように、ということ。
氷の次元界の猛吹雪を念頭に、現実世界の猛吹雪は氷の次元界のそれに及ぶべくもないのだから、と、吹雪の描写を抑えめにしたとしたら、それは本末転倒だ。
世界描写はいつでも全力投球だ。

2018年6月11日 (月)

ランペイジ 巨獣大乱闘

スピード感あふれる怪獣映画。
あえて全長を小さくすることで対比物がよく見えて、でかい動物が俊敏に動く恐ろしさをこれでもかと感じさせてくれる。
特に全長9メートルの狼の恐ろしいこと言ったら!
怪獣同士の強さくらべではそう強い方でもないのだろうが、人間に与える被害の大きさ、襲われたときの絶望と言う点では他を圧倒するのではないか。
この狼だけでも十分に元が取れる位、これまでの怪獣映画になかった新鮮なビジュアルショックだ。
怪獣が俊敏に動く怪獣映画といえば、世紀の失敗作・エメリッヒ版ゴジラを思い出すが、あれと比べてこの映画を見ると、重々しいから成功だ俊敏だから失敗だと言う事は無い、作り方次第だということがわかる。
もちろん主人公たるアルビノゴリラのジョージが摩天楼を立体的に移動しながら破壊を繰り返すのもカタルシスだ。
キングコングのリメイクの日本公開が去年、2017年で、舞台が島だったからビル街での勇姿が見られなかったことを思うと、本家が次回作のために取っておいたネタをなあ…と複雑な気分ではあるのだが。
マッチョなむつごろうさんとでも言うべきジョージの友達・デイビスも、気が優しくて力持ちな上に動物学者だから頭が良く元特殊部隊というこれでもかと言う何でもありっぷりも、いっそ清々しい。
デービスを演じたジョンソンはついこないだジュマンジで見たばかりだが、多分このデービス役が素なのだろう。
実に生き生きと楽しそうである。
でも1つ気になった点があって、それは同じこと3回もやられれてもなぁ、と言う事。
そういう意味ではあまり驚きのない映画かも。

エンドロール後エピソード なし

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/rampagemovie/

2018年6月10日 (日)

ピーチミルククラウン 第1巻

単純にヒロインに惹かれて読み始めたら、むしろ主人公と友達2人の関係がすごく良くて。
男3人女3人。
高校の陸上部を舞台に繰り広げられるラブストーリー。
主人公の与一が掲載誌であるスピリッツ発のヒット作だった「東京ラブストーリー」っぽいセリフを冒頭で吐いていたので、意識してるのは間違いないんだろうが、特にトレンディーな感じは全くしない普通のスポーツものだ。
主人公にとても共感が持てる。
陸上部で部長をやっている与一は、中学時代もやはり陸上部の部長だったのだが、生真面目過ぎて自分1人だけ浮いていた。
その事は彼の心残りとなっているが、無理に変わろうとはせず、今度こそ真面目な自分のままでインターハイ出場を狙っている。
だが、中学の時と違うのは、チームメートの男2人とも彼の良さをちゃんと認めていること。
ラブストーリーはある程度、男の主人公は当たり障りのない性格であれば特に問題としないことが多いけど、それでも好感の持てる主人公だと没入感が違ってくる。
ヒロインの桃が彼に惹かれる理由もまさにそこで、その心の動きはとても納得のいくものとなっている。
気になるのは2人がお互いの気持ちに気づかないのは単純にスポーツ馬鹿であるところが大きく、それだけでこれから話を引っ張っていけるのかと言う事。
そりゃあまだまだ伸びしろはあるけど、メンタル面で与一にも桃にも特にマイナス面が見られない。
まぁ今から心配するような事でもないけども。
それにしてもどの女の子も透明感があって可愛らしい絵だ。
でありながら、陸上競技の躍動感とも両立している。
この手の綺麗綺麗した絵は系統的にこれまでは特に好きでもなかったんだけど、この漫画で好きになった。

小学館公式サイトの該当ページ

https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784091898739

2018年6月 9日 (土)

豊富「丸勝亭」のカツ丼

豊富で昼飯という時にはたいていここになる丸勝亭。
しかし、名物のカツ丼は俺にとってはやや量が多く、注文に至らないことが多かった。
だが、今日はとても腹が減っている!
このチャンス逃すべからずということで挑戦です。

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たっぷりした厚みゆえ肉がブロックのように。
それをサクサクと噛み切る。
口中に広がる甘味。
たまりませんね。
できたての時はどこから歯を立てれば歯茎が熱々に湯気の上がった肉に触れずに済むか悩むくらい。
それほどのボリューミー。
腹を減らせて食べに行く価値は十分にあるでしょう。

2018年6月 2日 (土)

山形の昔ばなし

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10数年前に山形県に出張したときに買ったままそれっきりになっていた小冊子。
ずっと電車の中で読んでたんだけど、まあ、いい暇つぶしになったかな。
意外と冬の厳しさや農村の貧しさを扱った民話は少なくて、そりゃあわざわざ後ろ向きな気分になるようなお話を語り継いだりはしないわな。
のんびりおおらかな地域性が感じられました。
全国的に有名な話もあって、飯を食わない女房や絵描き女房が山形の話だとは思わなかった。
まあ、よそにも多分、似た話はあって、その中のどこが発祥かはわからないだろうけど。
でも大半は似たようなシチュエーションはあれど初めて聞いた話。
特に面白かったのが、鳥海山の手長足長という怪物が山ごと蹴り飛ばされてそれが飛島になったという神話と、やはり飛島関係で漁師の鼻ちょうちんから飛んでいった蜂が飛島で見つけた金銀財宝を探しに行く話。
どっちも飛島関連になってしまうが、なんであそこに島があるんだろうと言う思いは想像力を掻き立てるものなのかもしれない。
ところでネットで調べたら第4集まであるらしい。
あと1冊あるとなると読んでおきたい気もするが、プレミアと言うほどではないが当時630円だったのがどれも2,000円近くになっている。
こういう本はあるうちに買っておかないとダメなんだろうなぁ。
(出張した時点では第3集までしかなかったんだけどね)