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2019年1月11日 (金)

移動力のないシステムをマスターの語りが存分に補うこと

移動力の設定されていないTRPGシステムはあまり得意じゃない。
まあ流行るのは分かる。
ドラクエタイプのCRPGには移動のルールはないのだから、TRPGに興味を持った人にわかりやすくするためにとっつきにくい移動は扱わないと言うことだろう。
しかし実際にマスターをやってみるとわかるが、不便なことこの上ない。
たいてい常識の範囲内で、辿り着けるか着けないか、間に合うか間に合わないかなどを判断することになるが、ただでさえTR PGはマスターが伝えたいと思っている光景とプレーヤーが思い浮かべた光景がいつの間にかずれている現象が起こりやすいのに、その危険性が移動力があやふやなことで増大するからだ。
ではやはり移動力が設定されてるゲームの方がいいのか?
ファンタジーならまぁなんとかなる。
だが、銃器や自動車が出てくる世界になるとマップの上を実際に移動するシステムは事実上、機能しなくなる。
何故なら現実の人間は相手と交互に移動するわけではない。
プロットを記入して公開する方式なら同時移動が可能になるが、今度は相手を見ながら自分の行動や色を変えていくという現実から遠ざかる。
そもそもプロット記入方式は時間がかかりすぎるしね。
だから相手と交互に移動させざるを得ないんだけど、移動力が大きくなればなるほど、射程が長くなればなるほど、その不自然さが目立ってくる。
あちらを立てればこちらが立たず。
結論として移動力を設定せず具体的なマップで表示しないシステムでもマスターとプレーヤーの間の認識の違いが生じないようにするためには、マスターが優れた語り手になるしかないわけだ。
シンプルな結論だが、普遍的な真理というのはそういうものなんだろうな。

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