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2018年12月 4日 (火)

D&D5eの「病気」は気づかないふりをしよう

ダンジョンマスターズガイドには病気について書かれた項目もある。
一般的な我々の世界の風邪とか腹痛ではなく、実在しない病気が例として挙げられているが、かつて自作のファンタジー世界でも架空の病気をたくさん考えたことを思い出して懐かしくなった。
だが気になることがあった。
ゲームのルールブックだからもちろんシステマティックに処理される。
患者の一定の距離に近づくと耐久力の判定が入り、失敗すると自分も病気になってしまうのだ。
しかし…これって病気に対する対応として不自然じゃないか?
毒キノコの胞子が周囲5フィートに届くとわかっていて5フィートつまり1マス以内には近づかないようにすることには不自然さを感じないのに、
空気感染する患者の周囲10フィート以内では病気が感染するかどうかの判定が発生するので10フィートつまり2マス以内には近づかないようにする行為にはたまらない不自然さを感じてしまう。
前者は大自然の脅威に知識と経験で立ち向かう冒険者らしいと感じるのに対し、後者についてはそれができるなら何でもありだなと白けてしまう。
世界のあり方をゲームシステムとしてロジックにとらえることができるのは、ゲーム内世界を高次元から俯瞰しとらえることができるプレイヤーならではなので、それにいちいち目くじらを立てるような野暮な事は俺はホントなら言いたくない方だ。
だが、病気のシステムを把握してそのスペックを知っていることで、その効果範囲に入らないだけで病気にならずに済む、というのはその限度を超している。
だから俺は自分がマスターの時にはセッションの最中に病気が流行ったらプレイヤーには病気ルールに則った効率の良い行動をキャラクターに取らせないように頼むつもりだし、プレイヤーがそのことで過大な不利益を被ることがないようにしたい。
存在しても知らないふりをすることが求められるルールと言うものが、TRPGには時々あるものなのだ。

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