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2018年3月11日 (日)

復讐のパラディン

D&D第5版のプレイヤーズハンドブック。
「第3章 職業」を少しずつ読んでいて、やっと全職業把握。
1つ把握したらどっと疲れて、後ろの方の呪文リストあたりをパラパラ眺めるようにしてたんで、なかなか進みませんでした。
まあ、実際のプレイに際しては自分のキャラの職業だけを読めばいいんでしょうが、同じパーティの戦友がどんな特技を持ち、どんな成長をしていくのかを把握しておけば、ロールプレイにも役立つというもの。
多分これ以降の章は、こんなに大変じゃないと思う。
この章は各職業ごとに覚えるスキルや特に魔法を中心に、他の章を参照する頻度が非常に高いけど、これ以降はそんなことはない、いわば参照される側だから。
で、ひととおりの職業を把握したんだけど、ぴんとくるものとこないものが。
まあ、これは仕方のないことで、TRPGにおける職業ってのはマスタープレイヤー双方の利益の為に「類型」を作るのが目的だから、自分がその職業名を聞いて真っ先に思い浮かぶ小説や映画のキャラが、システムのカバーする範囲を外れてしまうのは十分にあり得ることなわけだ。
それに次の第4章は「背景」で、キャラのバックボーンに触れているから、職業と背景の組み合わせでカバー範囲は飛躍的に広がるんだろう。
という論法で自分を納得させてきたんだが、ただひとつパラディンだけは首を傾げてしまった。
正確には「復讐の誓い」のパラディンだ。
神に仕える聖なる戦士、パラディンには更に細かく3種類あって、「聖なる誓い」を立てたいわゆるイメージどおりのパラディン、「古き者の誓い」を立てた大自然の守護者的パラディン、そして「復讐の誓い」を立てた復讐鬼的なアンチヒーロー的パラディンで、それぞれレベルアップで得られるスキルや魔法が違う。
復讐のパラディンは復讐の対象にしか効果がない様々なスキルを得るのだが、ここでどうしても疑問が。
復讐が早々に成就してしまったら、その後のレベルアップはどうなるの?
ていうかパラディンを続けてていいの?
ロールプレイってことを考えたら、復讐が成就した時点でパラディンであることを終了し、その後はマルチクラスとして別の職業を選択しなきゃならないのではないか。
何せゲームだから、確率的にはすべての判定で20の目が出てクリティカル連発、主人公たちを軽くあしらって退場する予定のセッションで宿敵があっさり死亡と言うこともないとは言えない。
そういう時はプレイヤーがいくらパラディンを続けたくてもDMは冷徹におめでとうの拍手をしなきゃいけない…ロールプレイと言うことを考えると当然そうなる。
しかし、プレイヤーのパラディンへの思い入れがあまりにも強く、パラディンをやめなければならないことに明らかに意気消沈しているときはシナリオやキャンペーンの臨機応変な変更も必要になるだろう。
まぁそーゆー予想外のプレイヤーキャラの活躍がなくても、ちょうどキャンペーンが終わる頃、パラディンをプレイするプレイヤーがなかなか参加できなくなる頃に、復讐の完了をさせなければなくなる。
と言うわけで復讐のパラディンである事は「物語の法則」がより具体的な形でセッションに入り込んでくるのだろう。
だが多かれ少なかれTR PGのマスタリングというのはそういうもの。
復讐のパラディンに関わるルールは、TR PGのメタな側面が最もダイレクトな形でシステム化されているってことなんだろうなぁ。

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