Powered by Six Apart

« スモーキング・エイリアンズ | メイン | トゥーム・レイダー ファースト・ミッション »

2018年3月25日 (日)

キュクロプス

妻殺しの汚名を着せられ服役していた男・篠原が真犯人に復讐を誓う。
だがターゲットは常に大勢の手下に守られたやくざで…。
夕張の映画祭で見てきました。
展開は二転三転。
で、最後のオチがどうにも後味が悪い。
でも、この人はずっと味方でいてほしいなぁ、という人は、ちゃんと味方のまま終わったので、そこは救いかな。
題名の「キュクロプス」は篠原が人生の目的を見失った様子をギリシャ神話の片目の巨人に擬えたもの。
え?
復讐という目的があるのに?
この違和感の謎は最後に解ける。
篠原には向き合わなければならない何かがあったのである。
面白いのは何一つ計画通りに行かないこと。
篠原は破滅願望こそないものの、破滅に向かって歩いていても気づかないほど自分を取り巻く状況に無頓着。
復讐できればそれに越した事はないが、それも含めて凡ゆることがどうでもいい感じ。
実際のところ、死んだ奥さんに瓜二つの女に出会わなければ、物事は前に進んで行かなかったかもしれない。
まぁその女がトラブルメーカーでもあるのだが。
篠原を演じた池内万作の、特に目的もなく平穏に生きていながら、少しも心安らいではいない表情が圧巻だ。

公式サイト…はないので、
ゆうばり映画祭のサイト
http://yubarifanta.com/films/4471/

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/542278/34113026

キュクロプスを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。