Powered by Six Apart

« トゥーム・レイダー ファースト・ミッション | メイン | 穴を掘る »

2018年3月27日 (火)

パズル

罠にはまったエリートサラリーマンが次々と命の危険にさらされる。
つくづく韓国でエリートにはなりたくないと思った。
まぁなりたくてもなれませんがw…それはそれとして。
夕張の映画祭で見てきました。
主人公のドジュンがあまりにもかわいそうで、つかみはバッチリ。
大企業の課長職でベストセラー作家でもあるにもかかわらず、一人娘はまだ10歳なのにカナダに留学、奥さんも同行してるから自分は一人暮らし。
しかも妻子が一時帰国するからと美人の部下の据え膳も食わずにうきうきと帰宅したらうそかほんとか娘の病気で帰国できないとの電話。
コンビニ飯で侘しく夕食を済ませる姿には、作り話ながらふつふつと彼の妻子に対する怒りがw
韓国ではお金持ちは子供の教育は英語圏の外国で行うことも多いと聞いたことがあるが、そのことで一家の大黒柱がこれほどの我慢を強いられるとは…。
ふとしたことから手を出してはいけない女に手を出して底なし沼にズルズル引き込まれる展開にも、こみ上げるのは自業自得ではなく気の毒な気持ちでいっぱいだ。
平穏な日常から暴力に次ぐ暴力の異世界への扉の役割を果たす高級娼館のVIPルームの「何も事情を知らなくても明らかにヤバそうな感じ」がすばらしい。
「マジカルガール」のスペインの娼館の「トカゲの部屋」を思い出す。
これがあるからドジュンが引き返せないところに足を踏み込んでしまったという認識が刷り込まれる。
企業がクレーマーを含めトラブルへの対処を当たり前のように闇社会に依頼する様子に、文化の違いを感じる。
日本の企業ドラマでもないとは言えないが、よほどのことがない限り避けることを思うと、このビジネスライクな感覚は正しく「異国」だ。
拳銃があるのにそれで全てスマートに解決するのではなく、生々しい肉弾戦があるべき状況ではちゃんと織り込まれる演出にも迫力とリアリティーが感じられる。

公式サイト…はないので、
夕張映画祭のサイト
http://yubarifanta.com/films/4465/

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/542278/34113061

パズルを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。