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2018年2月

2018年2月27日 (火)

TRPGのルールブックは検索性優先

D&D第5版のプレイヤーズハンドブックのちまちま読書。まだ3章の途中。
モンスターマニュアルも出たってのに、我ながら悠長なことです。
長い風邪も大体、治ったので、少しずつでも確実に読んでいきたいのだけど、「第3章 職業」がなかなかの難物。
だってD&Dに限らず、TRPGのルールブックってのは頭から1から読むようにはなっていないものが多い。
ボードゲームは全プレイヤーが全ルールを把握することが「望ましい」が、TRPGでそんなこと言ってたらいつまで経っても始められないからまずはとりあえずスタート。
で、後から参照しやすいこと、探しやすいことが優先される。
だが、全くの未経験者が読みやすいことと、後々の検索性が高いことは両立しない。トレードオフだ。
だから、後の章で出てくる戦闘や魔法のルールやリストと行ったり来たりで、1職業につきたった4〜5ページに1時間以上もかかるのも、まあ無理からぬこと、とまあ、納得はしているのでした。このことが、TRPGの初心者にとっての壁になっているのは事実だろうし、だからこそ簡易ルール表であるサマリーが用意されていたり、それでもなお、よく知っている人に教えてもらうのが一番だったりするのだろう。
TRPGの裾野を広げることは、こほど左様に難しいし、だから布教に努めている人達には頭が下がるのだ。

2018年2月24日 (土)

ジオストーム

ストーリーの都合上どうしても必要だったってのはあるけど、NASAにスペースシャトルがずらりと並んでいる絵面には興奮するものがあるね。
現実にはありえない光景だけど、すごくロマンがある。
大災害の原因が「狂ったコンピューターが人類を粛清する」的な物じゃなかったのも好感が持てるし、複数の家族関係が登場しながらあくまで兄弟の物語を軸に据えているのもわかりやすくて良い。
宇宙ステーション関連のビジュアルワークが素直に楽しめるのはいいですね。
ただ…それ以外のメイン部分はまぁ普通かな。
全世界を襲う天変地異は今や映画じゃ見慣れた風景だし、アラテンの娘を残して必ず帰ってくるよと宇宙に旅立つ父親も既視感ありまくりです。
誰を信じて誰を疑うかの判断基準が個人的な印象でしかなかったり、原因を取り除いたらすぐに鎮まる大災害の嘘くささには頭を抱えるばかり。
後、肩書を出した時点でああこの人は敵じゃないよな、と分かっちゃう。
しかも、すごくメタな理由で。
ところどころ雑な部分が目立つのはちょっと残念なのです。

エンドロール後エピソード なし

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/geostorm/sp/

2018年2月21日 (水)

カルドセプト3DS語りその1〜リコールが2連続した

リボルトじゃないほうの3DS一作目のカルドセプト。
ストーリーモードクリアしてないことに気づいたのでここんとこやってました。
で、ラスボス戦のバルベリドが強すぎて苦戦しておったのですが、つい先程、なんとかクリアいたしました。(まぁまだまだ先はあるようですけどね)

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見てのとおり、城の近辺は敵の領地ばかりで、私の領地を示す赤い帯は全くありません。
これをサイコロの目にある運だけでかわすのは難しいでしょう。
しかし私は別の運に恵まれた。
…って、エントリーのタイトルの時点でばれてますけどね。
サイコロを振る代わりに城に戻ることができるリコールのスペル。
これの引きがよかったんですね。
終盤にまずリコールで城に戻ったら、すぐにブックが尽きてシャッフルされた。
そのブック2周目の初っ端でまたリコールが出たもんだから、その次の周回もリコールで戻ることができてそれでクリア。
リコールのスペルは絶体絶命時の緊急避難に重宝していましたが、そのままクリアできたりするとさらに爽快感が増しますね。

2018年2月20日 (火)

からかい上手の高木さん 第8巻

読了。
ここのところサブキャラの出番が多かったり、変化球的なエピソードがあったりして世界観を広げにかかっているのかな、という印象があったんだけど、今巻では初期のような単発エピソードがほとんどで、むしろこっちの方が楽しいかな。
まぁ、時間はちゃんと進んでいて、西片くんもかなり意識しちゃってますけどね。
そんな中で、2人の関係が一気に進展しそうなサブタイトルが2連続もしちゃったりして。
あと、アニメが始まった時期に出た単行本で、漫画であることに意味があるエピソードが1つあったのは意識してやってるんですかね。
一つ一つは単発のエピソードなんですが、単行本としてまとまった時に流れとして読者にどう見せていくか、いろいろと実験してるような気がします。

2018年2月19日 (月)

ファンデルヴァーの失われた鉱山パート3〜

月に1度、参加しているD&D第5版のキャンペーン。
早くも3回目です。
会場はいつもの札幌RPGセンターのプレイスペース。
わがキャラクター「パスキール」もレベル3と言うことで、ファイターは3つのクラスのうちどれかを選ばなくてはなりません。
クリティカル率が2倍になる「チャンピオン」。
クラッシックD&Dのエキスパートセットでお馴染みの技が使える「バトルマスター」
アクションRPGの主人公のように自分1人だけ凡ゆる状況にある程度は対処できる「エルドリッチナイト」。
クラシックD&Dで仲間のファイターのパリーやデフレクトを横目に、自分も使ってみたいなあと思っていたわたしとしてはバトルマスター一択です。
技は3つ選べて使用回数は4回。
しかもこれは一時間の「小休憩」で回復しますから、どんどん使えます。
敵の武器を叩き落とすディザーム、命中率があがる必中攻撃、敵を後ろに弾き飛ばすプッシング。
どれもドラマチックな場面を生み出せるかな、ってことで選んだんだけど、今回のセッションではそうはならず、単にダメージや命中率のアップに使用。
次回以降はもっと上手く使えるように気をつけよう。
今回の殊勲賞はウィザードのファンタズマルフォース。
メインディッシュのグリーンドラゴン退治は本来ならかなりの難敵の筈なんですが、魔法をセーブできずに2ターンも幻影の中で時間を浪費してくれたので、1発もブレスを喰らわずに済みました。
幻影魔法は如何にも本来の童話や民話の魔法という感じなので、上手く使われると嬉しいですよね。

2018年2月17日 (土)

ガチvs別のガチ

「ガチ勢とエンジョイ勢を混ぜるな」
数日前にツイッターのタイムラインに流れてきたボードゲームの鉄則だそうな。
なるほど一理どころか十理も百理もある。
ガチ勢が初心者のちょっとしたルールの勘違いやもたつきに腹を立てたり説教したりする様子に、ゲームは楽しければ良いと考えるエンジョイ勢が苦言を呈し、場の空気は一気に険悪に。
それでせっかくの初心者が逃げてしまうという現象を避けるための鉄則らしい。
俺自身はこういう状況に陥った事はないが、実に思うところのある示唆に富んだ発言である。
俺はガチなんだろうか?
多分そうなんだろうが、多分もうちょっとめんどくさい。
俺は本当に好きなゲームだと、全てのカードやイベントを把握するまでと把握してから、その2種類の楽しみを味わいたいと思うし、他人にも味わってほしいと思う性質なのだ。
山札からカードを引いて初めて、こんなカードがあったのか!という驚きを味わう。
それはとても楽しいことだ。
そしてすべてのカードを把握した者同士の戦いもまた楽しい。
だから初心者には最低限のルールしか教えないし、知らないカードが出てきて使い道が分からなかったり特性がよく理解できなかったら初めて個別に質問に答えたり調べてもらったりすればいいと思っている。
これは俺を全くの善意から行っているつもりだ。
だが最初から全てのルールを知りたがる人がいて、たとえ初心者であっても勝ちたいからすべてのルールを教えないのはずるい、と批判してくる奴が結構いるのだ。
俺としては最初から全てのルールやカードの種類や枚数を全てのプレイヤーが把握しようとすると時間がかかるし、全てを把握するまでは勝てなくたっていいじゃないかと思うんだが、それがズルだと批判されるとうんざりだ。
真意をいちいち説明するのもめんどくさいし、説明した上で言い訳だとか取られたらますますうんざりすることだろう。
だから見知らぬ人へのインストはあまりしたくないんだよなぁ。
ガチとエンジョイだけでなく、ガチ同士も混ぜてはいけないのであった。

2018年2月16日 (金)

虚ろなる十月の夜に

読了。
邪悪な儀式をめぐる人間とその使い魔たる動物達の物語。
実在非実在を問わず著名人(のそっくりさん)オンパレード。
だが、あくまでそっくりさん。
帯を見ないとクトゥルフ神話ものだとはわからないが、知らなくても、こいつらのうちかなりの数はろくな死に方をしない事は何となく想像がつく。
いや、悪い奴らではない。
だが、手を出してはいけない領域に手を出している、元には戻れない連中だ。
語り手は使い魔のうちの1匹である犬。
主人がきたるべき儀式の日に備え忙しい日々を送る中で、彼は犬らしく村中を走り回って主人のサポートをする。
犬であることで人間にはできないことができ、その一方で人間なら何のこともない簡単なことがとてつもない困難を伴う。
その丁寧でディティールの細かい描写や語り口があきさせない理由なのだろう。
さて、古き神々の召喚に対する考えで人間達は敵味方に分かれる。
しかしどちらの陣営かは、来たるべき時が来るまで分からない。
ゼラズニィは素直なので、こいついい奴だなと思った奴はその印象を裏切らないし、逆の奴も然り。
これを意外性の観点から物足りなく思う人もいるだろうが、意外性の為に不自然な言動となるよりはずっといいと思う。
それにしても、途中で風邪をひいちゃったもんだから、読み終えるのに1月以上かかってしまった。
でもそうじゃなかったら一気に読めたと思う。
キャラクターが多い割に関係性がすっきりしているのが、このお話の最大の長所だからね。
かなり多めのキャラクターを中断前はほぼ完璧に把握していたし、再開後に忘れてしまっていたことで読み進めるのに時間がかかったわけで。

竹書房文庫公式サイトの該当ページ
http://www.takeshobo.co.jp/book_d/shohin/6033901

2018年2月12日 (月)

RTSさんの2018年2月例会に参加しました

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旭川のボードゲームサークルRTSさんのTRPG例会に初参加させていただきました。
わたしの参加した卓のシステムは「歯車の塔の探空士(スカイノーツ)」。
同人ゲームですが、コンベンションで何度か名前を聞いたことがありますし、広く遊ばれているようです。
ラピュタ的というか飛空艇に乗る冒険もので、プレイヤーが演るのは砲手や操舵手。
一言で言えばエターナルアルカディア(DC)みたいな世界です。
中でも面白いのは自分達の乗る飛空艇はパーツを配置して自分達で作ること。
命中箇所判定があったり使用する武器や被弾した箇所の修復の為に艦内を歩き回らなければならないシステム故に、部屋や通路を適切に組み合わせるべく試行錯誤。
慣れないこともあって、キャラメイク、シップメイク合わせて2時間くらいかかってしまいましたが、それだけにこれを使っての戦闘は感情移入できましたね。

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シナリオは迫りくる敵艦隊から町を守るというもの。
命中しても命中箇所判定で何もないところに当たってしまうと戦果なしなんで、ダイスの結果の一喜一憂は非常に大きい。
実質的なラスボス戦となった敵戦艦との至近距離での砲撃戦では、殺人ビームという武器が大活躍。
射程は短いが命中すると命中箇所から4ブロック分、自由になり払うことができるのですが、ダイスの目が意地悪で、弱点であるブリッジとマストの周辺をかすめるばかりでそのたびに大きな歓声が。
クルー同士の連携が噛み合って、とても盛り上がったセッションでした。

2018年2月 4日 (日)

いつかみのれば 第2巻

1巻を読んで「これは面白い」と思って連載中の雑誌もチェックするかと読んでみたら、それが打ち切り最終回掲載号だったというとても悲しい体験をした「いつかみのれば」。
2巻を通して読んでみると、まぁその理由もわかる気がする。
もともと対戦格闘ゲームが甘くもなく、その界隈で使われてる用語もいまいちピンとこない俺だが、そんな俺でも何となくわかった気にさせてくれていたのが1巻あたり。
しかし、最初は完全に初心者だった主人公のみのりもどんどん専門用語を駆使するようになってくるわけで、そうなると俺のような門外漢はみのりの成長についていけないのである。
まあ、コミックでまとまるとそうでもない。
だが、これが連載中だったら置いてきぼり感が強かったことだろう。
これは格闘ゲームの漫画に限らない。
ちょうどハチワンダイバーが、最初のうちは将棋がわからなくても楽しめるように逆転部分やハイライト部分では盤面を描いていたものの、途中から盤面を全く描かなくなったことを思い出す。
なまじ本格的であるがゆえに格闘ゲームにのめり込む4人の女の子と読者たる自分の間に溝ができてしまったのだ。
とは言え師匠の登場でそれぞれに目標ができてこれから盛り上がってくると言う所で終了と言うのはいかにも惜しい。

一迅社WEB該当ページ
http://book.dmkt-sp.jp/book/detail/book_type/010/title_id/0000246575/?