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2017年12月22日 (金)

不肖・秋山優花里の戦車映画講座

タイトルに偽りなし。
何せあんこうチームで5人全員が出てくるのは表紙だけで、本文ではほぼ秋山優花里しか出てこない。
これは、戦車で戦うならまだしも、戦車の出てくる映画にまで詳しいとなると、秋山殿しかいないということなのだろう。
確かに他の4人がそれぞれの映画に出てくる戦車の魅力を熱く語ったりしたら、それはカルパンに出てくる4人とは別人だ。
しかしそうは言ってもなかなか割り切れないのが普通であるところ、あえてちゃんと元キャラに合わせるところにこだわりを感じる。
紹介されているのは戦争映画に限らない。
それが広く興味を引くためなのか単に戦争映画に限定すると本数が足りないからなのかわからないが、結果としてメリハリの利いた構成となっている。
各映画の紹介も、出てくる戦車の種類や台数、貴重な戦車で他の戦車ブルドーザーを改造した場合はその改造についての紹介にとどまらず、映画そのもののストーリーや見所にも触れている。
これは冒頭から順に読んでいくときにとても重要なことだ。
データだけ羅列されてるような本だと読み疲れしてしまうからね。
でもまぁやはり、本棚に並べておいて戦車の映画を鑑賞する前と後にチェックするのが、この本の正しい使い方なんだと思う。
それにしてもつくづく思うのは、戦車が本当に好きな人と俺のような戦車「も」好きという程度の人では、映画の観方がかなり変わってくるんだなぁということ。
例えばフューリーは劇場で観たんだけど、冒頭のティーガーとの撃ち合いで、俺は弾道がCGで表現されている様子になんだか興ざめして、二次大戦の戦車なのにビームを撃ちあってるみたいだと当時のブログエントリにも書いた記憶がある。
だが、この本によるとあそこで出ているタイガー戦車はボービントン戦車博物館が所有する実車で、この映画公開の数年前にやっと走行できるようになった世界で唯一の自走できる虎。
他の映画の項目で似た戦車を改造してタイガー戦車に見せかけてきた歴史を知ると、なるほど感無量なのだなと分かる。
(※だからフューリーのタイガー戦は、あの前に弾道のCG表現に観客を慣れさせるための適当な一戦を入れるべきだったんだろう。実際、違和感を覚えたのはあの時だけで、その後の戦闘では同じ表現を使っているにもかかわらず慣れてしまっていたのだから)
フューリーに限らず、この本で得た情報を踏まえて改めて観直したくなった映画も多いのでした、

廣済堂ベストムック公式サイトの該当ページ
http://www.kosaido-pub.co.jp/mook/post_2483.html

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