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2017年10月13日 (金)

アウトサイダー・プラモデル・アート-アオシマ文化教材社の異常な想像力-

アオシマの合体プラモシリーズのムックを読了。
この時代を知らないわけではないので、懐かしく楽しく読めました。
駄菓子屋全盛時代と軌を一にするアオシマ合体プラモ。
でも俺はビックリマンチョコのシールやその他諸々にお小遣いをつぎ込んでいたから、合体プラモはほとんどノータッチ。
そして、ガンプラブームになると、それ以前の玩具玩具したロボットを馬鹿にするようになったから…まぁ縁がなかったんだろうね。
だから、このムックに載っているアトランジャーを初めとする合体ロボットたちに特に思いいれはないんだけど、プラモデルの年齢層が上がり趣味として成熟していくその転換期の前後は素敵な思い出の中にあるのだった。
この本を読んで興味深かったのは、青島の合体プラモが子供っぽく見えたのは、プラモの間口を広げるために意図的にやっていたということ。
俺も、そして周りの同級生たちも、ガンプラ以前のプラモデルを子供っぽいものとして遠ざけたけれども、それは青島の熱意が空回りしてたってことなんだな。
ムック中にはバンダイ側のインタビューもあるが、バンダイなりの子供への向き合い方である「大人向きにプラモのクオリティーを高めてこそ子供の心もつかめる。間口も広がる」の方が、俺も含めた当時の子供の心をつかんだ。
一人前として扱ってもらったことが嬉しかったんだな。
ゲームにたとえれば、初期のドラクエの難易度の高さだって決して間口を狭めたりしなかった。
だが、間口が狭まる危険性はあらゆる趣味に普遍的に存在する、し続ける。
イデオンでしかアオシマプラモを知らないようなものだけど、たとえ最終的には空回りで終わったとしても、危機意識とその根底にある愛の物語は俺の心を打つのだった。

双葉社公式サイトの該当ページ
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/smp/book/bookview/978-4-575-30789-4/smp.html?c=39900&o=date&type=t&word=アウトサイダー

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