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2017年9月19日 (火)

泣けるいきもの図鑑

ヒット作「ざんねんないきもの事典」シリーズですっかりファンになってしまった今泉忠明の動物本。
出版社が変わってもノリは全く変わりません。
前述の「ざんねん」もそうでしたが、この「泣ける」もあくまで耳目を引き付けるための方便。
リアルと親しみ易さのバランスがちょうどいいイラストもそのままで、実質的な続編と言えるでしょう。
ただ、動物が絶滅に至る過程や各種感動エピソードなどがあるので「泣ける」が過大広告ということもないです。
動物の絶滅は人間のせいであることも多い。
なぜ絶滅する寸前まで分からないのか。
これは難しい問題です。
現代の我々でさえ、行き先は分かっているのに手をこまねいて鰻を絶滅に追いやろうとしていますから、昔の人は馬鹿だったなどと言えた義理ではない。
人の欲望には限りがない。
その一方で、動物愛護の人々には鼻持ちならない選民思想的な奴も少なくなく、世間からまともに話を聞いてもらえないというのもある。
動物を理由にして威張り合うのが人間です。
でも他の動物に感情移入するのも人間です。
わたしのこの考えが正しいというつもりはありませんが、こういう本を読んだ時にはいつも考えさせられるのです。

学研出版サイトの該当ページ
http://hon.gakken.jp/book/1020463000

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