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2017年9月 8日 (金)

3Dゲームファンのためのグラフィックス講座

読了。
今さらながらに読了。
何が「今さら」かと言うと、初版が2010年12月ということで、この本で扱われている技術は最先端ではないのだろう、という意味で。
しかし「だろう」なんて言ってしまうレベルの自分にとってはとても興味深かった。
この本の作者である西川善司さんはゲームの3Dグラフィックについて一家言あるライターだ。
詳しい人の話は分からないことも多いなりに面白く、彼のブログは愛読している。
とは言え、あまりに分からないことだらけというのも癪なので、基本的なことくらいは押さえておこうということで読んでみました。
3Dゲームは何処でも行けるから、ビジュアルは原則として自動生成されなければならないということで、光源はここにあるから影はこうできるとか、光を浴びたもの自体も光を放つとか、影にも薄い濃いがあるとか。それをゲームタイトル毎に章立てして、使われている技術のオンオフでこのような違いがあるという比較写真がたくさん載っております。
ただ、印刷物の限界ですかね。
違いがハッキリと分からないものも少なくないし、違いが分かっても「これ、ゲーム中に気になるかなぁ…」とピンと来ないものも。
紹介されている10タイトルはメジャーなものばかりですが、やったことのあるのが殆どなくて、プレイ体験のあるなしではこの本の理解のし易さが違うのだろうと思います。
わたくし、そもそもゲームの写実的グラフィックを突き詰めていくことにはそこまで価値を見出していません。
状況を的確に判断できて的確な介入ができればそれでいい。
例えば横スクロールシューティングの背景とオブジェクトの関係は「リアルじゃない」けど、ゲームシステムとして最適解です。
でも、ゲームに限らず専門家の専門トークは好きなんですね。
そういう意味ではこの本は面白かったし、ゲームに写実的グラフィックを追求する人達の文化が理解できたような気がしました。

インプレスブックス公式サイトの該当ページ
http://book.impress.co.jp/books/2951

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