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2017年8月 8日 (火)

おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典

読了。
動物の変わった特徴を紹介する本。
まぁ、既に広く知られているものも多いのだが、簡潔にまとまっていてやや皮肉っぽく、そして何より親しみやすさとリアルさが共存している絵が魅力的でとても読みやすい。
この絵を描いてるの、あずまきよひこかな?と思ったけど違う人でした。
さて「ざんねんな」と形容するのは本来なら軽薄な感じがして好きじゃない。
身も蓋もなく欠点として指摘した方がスッキリしていいくらいだ。
だが明確な欠点と単に価値観が違うだけで当の動物は困っていないものは明確に違うし、明確な欠点であっても長所とのトレードオフであれば致し方ない。
それらを全て包括してオブラートに包んだ言い回しが「ざんねん」なのだろう。
テキストからは物見雄山な感じは伺えないから、あくまで目を引くためのタイトルなのだと思う。
そして進化について考えてもらおうという試み。
うんちを食べる動物、例えば兎なども、食べる用のうんちと食べない用のうんちがあるということだが、それは兎からすれば「(前者は)たまたま肛門から出るだけでうんちの範疇ではない」のかも知れない。
親鳥が口で柔らかく噛んでから小鳥に与えるのと何が違うのか、一つの機関を2つ以上の目的で使うのは動物の世界では珍しいことではないじゃないか、と兎は抗議するかも知れない。
人間だって空気が通るトンネルと食べ物が通るトンネルは共用なのだ。
ざんねんであることは進化してきたこと、厳しい生存競争に勝ち抜いてきたことの証なのだろう。

高橋書店公式サイト該当ページ
http://www.takahashishoten.co.jp/zannen/

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