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2017年6月 4日 (日)

花戦さ

面白かった。
すごくツマラなそうなのに。
面白かった。
しかし、そもそもなぜつまらなそうだったのか。
池坊専好が花を以って太閤秀吉を諌めるという内容。
それを聞くと、いかにも「利休ブーム」の後追いっぽいし、結末は「よくぞ傾向いたものよ、大儀であった!」なんだろうなと想像がつく。
で、確かにそれから大きく離れているわけではないのだが、丁寧な作りでジワジワと面白いのである。
野村萬斎は予告映えしない俳優だと思う。
いや、予告映えを優先してシーンを選ぶと予告としてこれはどうかという内容になるというか。
「のぼうの城」でも、予告編の時はやたらオーバーアクションでわざとらしく見えたものの、実際に見るとその奇矯に思える言動には意味がある役だった。
本作でもそうであり、要所要所の決め科白を並べると「何を大袈裟な」という感じになるが、実際にはその繋がりは極めて自然である。
そして、その奇矯な人物像も、人の上に立つより本当はずっと花を活けていたい専好の気持ちとなって伝わってくる。
幼馴染の商人が本当に「いいやつ」だった。
ヒロインの危機よりこっちの危機を話の山場にしてほしかったかな。

エンドロール後エピソード なし

公式サイト
http://www.hanaikusa.jp/

それはそうと、劇中ではたびたび数年単位で時間経過するのに若いキャラや子供キャラでさえあまり年月の経過を感じさせないのはどうなんだろう。
そこだけちょっと雑な気がするなあ。

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