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2017年6月24日 (土)

大きいことはいいことだ

ここんとこトンネルズ&トロールズ完全版のことばかり書いている気がする。
テーブルトーク・ロールプレイングゲームに興味のない人には全く意味のないエントリーだ。
しかもまだルールブックを読んでる途中で実際にプレイしたことがないから現役プレイヤーの方々にとっても意味がない。二重苦だ。
いや、分かってはいるのだが、TRPGのルールブックを読んでると色々と語りたくなってくるのですよ。TRPGは確実にわたしの血肉の一部を形作ってる趣味だったわけですから。
さて基本ルールに続いて上級ルールブックも読み終わった。
プレイヤーキャラとして選べる種族がたくさん載っていた。
人間、エルフ、ドワーフなど一般的な種族を載せた基本ルールに対し、ウルク(オーク)やリザードマンなど二足歩行モンスターが多い。
で、基本ルールでは人間と他の種族の能力バランスが(必ずしも取れてるとは言えないが)そんなにかけ離れてもいなかったが、上級ルールだとオーガとかトロールとかに生まれたってだけで強すぎる。
オーガの体力は人間の3倍で耐久力は4倍だ。
その分、知力方面の能力は低いが、長所のメリットを相殺できるほどのデメリットではない。
(※これはある意味で仕方がない。ある能力が2倍ということはプラス100%で、別の能力をマイナス100%以下にはできない以上、長所ばかりが目立つこととなるわけだ)
だがまぁT&Tはもともとこういうゲームだ。
多くのRPGにおいて人間(広義の人間。エルフやドワーフを含む)は村の力持ち程度から神に匹敵する英雄まで力の幅は広い。
しかしそれ以外のヒューマノイドやモンスターや動物の強さの幅は極めて狭い。
仮に人間の力の幅を1〜100、1が村人で100が神クラスとすると、熊は10〜15、ティラノサウルスは20〜25、悪魔は40〜45、ドラゴンは70〜75とかそんな感じ。
現実を超越できるのは人間だけなのだ。
それに対しT&Tの異種族ルールでは幅も人間同様に広い帯域が確保されているから、人間より強い種族は最低値も最大値も平均値も人間以上で、これでは人間は圧倒されっぱなしだ。
とは言えこれは欠点というより論理的帰結だ。
ゲームバランスという圧力がなかったら、なんだかんだで体が大きいものを強くレーティングせざるを得ない。デメリットを考慮したトータルでさえ。
あくまでバランスを重視するなら「角を矯め」るしかなく、それが牛ならぬダイナミズムを殺すことを受け入れるしかないわけだ。
T&Tは一般的なシステムではやっていないことを敢てやっていて、そこが面白い。
冒頭で語りたくなってくると言ったが、それはこの差異がRPG全体の色々な問題を浮き彫りにするからなのかも知れない。

グループSNE公式サイトの該当ページ
http://www.groupsne.co.jp/products/bg/tunnels_trolls/tunnels_trolls.html

後は3冊目・ワールドガイドだけだがどうするかな。
世界についてはセッションでゲームマスターの口から初めて聞くのが一番いいわけだけど…。

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