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2017年6月30日 (金)

ケンタウロスとバリアフリー

障害者への配慮は確かに「やるべきこと」だ。
しかし「何を置いても最優先にやるべきこと」ではない。
たくさんあるやるべきことの一つに過ぎないのだ。
プロ障害者・キ島某のバニラエア恫喝騒動について思うのは、できる範囲で少しずつよくしてくれる人々の温情をよいことに自己を肥大化させつけあがり全てを台無しにするこの種の手合いには、身の程を弁えさせねば駄目だということ。
障害者に完全に優しい街になるのが数十年後でもいいじゃないか。
人間社会には他にもやるべきことはたくさんあるのだから。
それが受け容れられずに、いや自分達のためだけを最優先にしろとは粗暴な我儘としか言いようがないのだ。
そう考えながらふと思い出す。
全くゲーマーてやつは本当にビョーキだね。
社会問題について考えていても割り込んでくる思考はゲームのことだ。
こないだまで読んでたトンネルズ&トロールズ完全版のワールドガイドに出てきたケンタウロスの街。
具体的な描写はないけど、よく考えればケンタウロスの街こそ完全なバリアフリーじゃないか、と。
もう何十年も、TRPGに初めて触れた頃からずっと考えていた複数の種族が共存する街の在り方。
我々は階段の1段あたりの高さや幅がちょっと大きすぎたり小さすぎたりしたくらいで階段の使い勝手に難儀する。
では人間の何倍も大きいトロールやジャイアントから逆に小さいホビットやドワーフに至る多種多様な歩幅や足の大きさに対応した階段は可能か否か。
このことは約9年前にテキストサイトをブログに鞍替えしたあたりに書いた気がするが今でも結論は変わらない。
例えば段差及び幅の異なる3サイズの段が3列に並んだ階段にするか、それともスロープにするかしかないのだ。
そしてケンタウロスの街なら後者に違いない。
異種族混在系ファンタジー世界はバリアフリーに関してなら現代の我々を凌駕しているというわけだ。
もっとも実際にはそこまで考えられていないことが圧倒的に多い。
「ズートピア」は異種族混在都市の描写の見事さでまさに俺の見たかった街を見せてくれたが、階段については描写を避けている。
実際に絵にしてみると分かるが、スロープだらけも複数階段並列も格好よくないからだろう。
単に慣れてないから奇抜に思えるだけかも知れないが…。

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