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2017年6月 5日 (月)

LOGAN ローガン

仲間のミュータントが殆どいなくなった近未来。
もはや若くないウルヴァリンの年老いたプロフェッサーXと爪を持つ少女・ローラを連れての逃避行。
いや、ウルヴァリンではなく一人の男・ローガンとして。
アダマンチウムの爪が悪漢どもを次々と切り裂く!
ウルヴァリンが能力の殆どを失ったという設定は、クズどもに対してオーバーキルじゃないよという理由付けでもあるんで、われわれはクズが成敗されるのを見て快哉を叫べばいい。
ちょうどブラックエンジェルスの悪役が主人公の私刑行為を正当なものと見せるために悪魔同然のゴミクズカスに描かれているのと同様に、攫ってきた子供に非人道的なミュータント手術と戦闘訓練と逃亡者への凄惨な報復を行う悪徳企業の連中は殺されて当然のクズ揃い!
あんな連中を殺してもウルヴァリンは少しも悪い筈がないので、観客としては人間のクズが肉でできたクズになる様子に実にスカッとします。
ぶっ殺されるクズどもの中には直前までなんでそんなに自信満々なのか不明な奴もいて、ますます爽快感を増してくれます。
ここらへん北斗の拳好きにはたまりませんね。
とは言え、それは銀幕の外側から観ているわれわれの無責任な視点。
ミュータントとして忌み嫌われてきた人生を振り返り殺伐としているウルヴァリンの苦悩する様子は胸を打ちます。
普通の人間のようには家族を持つ幸せを持てぬミュータント達にとって、X-MENは擬似家族でしたが、(恋愛面で報われないこともあって)ウルヴァリンはその中でも孤独だった。
プロフェッサーX、ローラとの「家族」の旅は、迫害から逃れる旅である以上に、自らの人生の意味を問いかける旅でもあるのです。
色々と救いのない映画ではありますが、同時にどんな状況でも微かな希望はあるのだと思わせてくれる映画でもありました。

エンドロール後エピソード なし

公式サイト
http://www.foxmovies-jp.com/logan-movie/

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