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2017年4月 2日 (日)

鉄血のオルフェンズ 最終話「彼等の居場所」

棚ぼた。
勝ち取ったんじゃない。
のみならず棚ぼたとしても成立していない。
結末が決まっていてそれを述べただけで、ミカヅキ達の行動はそこに繋がっていないのです。
とうとうラストを迎えた「鉄血のオルフェンズ」。
カタルシスと整合性はとかくトレードオフになりがちで、どちらも犠牲にならないように作劇は行われるもの、それでもどちらかが犠牲になってしまうパターンが多い中で、どっちもなっちゃいないという…まぁひどい最終回でした。
火星の自治権獲得に繋がるある程度の経済的自立。
ギャラルホルンの民主化による地球圏の安定。
その2つがあってこそのヒューマンデブリ禁止条約締結。
生き残った者達のそれぞれ充実した生活。
これらをクーデリアは鉄華団のおかげと言っていましたがそれは違うでしょう。
敵のボスであるラスタル・エリオンがやったのです。
そもそもオルガ達はそんなご大層なことを目指していない。
なんだか鉄華団が火星独立を目指していたみたいで釈然としません。
ハッピーエンドは好きです。
でもハッピーエンドに無理やり繋げるのは好きじゃないのです。
それに最終回単独として見ても納得がいきません。
トンネルから逃げる団員達と派手にMS戦を繰り広げるミカヅキ達。
そこに関連性は?
バルバトスルプスレクスとグシオンリベイクフルシティの最後の戦いは確かに壮絶で見応えがあります。
でも、戦果を上げる、もしくは上げないことが脱出計画の成否に影響するのでしょうか?
トンネルは人間しか通れないから残ったミカヅキと昭宏は最初から犠牲になることが決まっている。
その上でどう戦ってもトンネル組が敵に見つかる時は見つかるし見つからない時は見つからないから緊迫感がない。
上手く戦えば敵の目を引きつけられるとか、何かイレギュラーが起こってそれをリカバーしなければ敵に見つかってしまうとか、そういうミカとアキヒロの頑張りが脱出の成否に関係してくる仕掛けが欲しかったです。
それに明らかにラスタルはトンネル組を見逃してるから、その点でも「お目こぼしをしてもらった」感じなんですよね。
細かい点も気になります。
ダインスレイブって対ビームコーティングをものともしないモビルスーツ装甲をすら貫ける超威力ってだけの筈で、広範囲に大打撃を与えるものでしたっけ?
だったら、これまでだってもっと使いようがあった筈です。
あと「これ以上、無駄な戦いを」とかジュリエッタ言ってましたが、無駄な戦いをせずにお前ら黙って皆殺しにされてろ、ってことですか?
ラスタルとクーデリアの握手にも葛藤がほしかったな。
側にいたユージンがラスタルに報復したいけどグッと堪えるみたいな。
それがないから軽い。
「21世紀少年」でマルオが自爆テロを思い止まる場面を思い出して、普通はああだよな、と。

公式サイト
http://g-tekketsu.com/

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コメント

いやマッタク。
少しも意外じゃなかったですね。
2期が盛り下がったのもそうですが、1期の面白さが2期で落とすためだったのかと思うと、なんともやりきれんです。

なんか、想像した通りの終わり方・・・
オルガが死んだ時点で、約束された感じですね。

何の為に、三日月達は戦ったのか・・・
クーデリアに火星託す為に?ヒューマンデブリを禁止するために?
ちょっと報われない感じがしますね。

1期で完結していれば良かったかも?などと考えてしまいました。

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