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2017年4月19日 (水)

寝室まで管理するとは!

寝室まで会社に管理されるこんなグロテスクな装置が抜け抜けと導入されようとは!
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1704/19/news137.html
JR西日本が乗務員の居眠りを防ぐために導入するセンサーだ。
睡眠時に体に装着し睡眠状態をチェックし、快眠に導くアドバイスをするのだとか。
なるほど、よさそうに聞こえる。
だが、アドバイスだけにとどまるだろうか?
アドバイスを聞き入れ実行しようとしない乗務員には当然のように圧力がかかるだろう。
オフの時間にまで煩いことを言うなど冗談じゃない。
それでは気の休まる暇もないではないか。
この機械がJR西日本を皮切りに日本中の会社に導入されたら、と思うと今からウンザリなのである。
この批判に対する見え透いた言い訳は予想がつく。
列車に限らず居眠り運転は危険だ。
居眠り事故による死者も多く発生している。
この装置の導入に強硬に賛成する者は、その遺族に「寄り添う」ポーズをとることであろう。
目を爛々と輝かせ熱弁し、如何にも自分がいい人であるかのように振る舞うかも知れない。
そして反対する者をろくでなしのように罵るかも知れないのだ。
しかし、だ。
そもそも、この機械には実効性があるのか?
ライフスタイルってのはそんなに画一化しているのか?
自宅に帰宅してセックスレスで奥さんや恋人とは別の部屋に寝るという成人の男を想定しているようだが、当てはまる者がどれだけいるのか。
街でいきなり昔の彼女に出会って焼け棒杭に火がついた男は、ごめん今日は会社の命令で睡眠データをとる日なんだと言って女の誘いを断らなければならないのか?
これからの時代、女の運転士もどんどん出てくることだろう。
その睡眠データもとるのか?
まさか男だけデータをとるなどという女尊男卑に及んで社会的批判を浴びたくはないだろうから、当然にとるのだろう。
だがそうなると、例えばいやらしい上司が彼女の寝相が極端に悪いというデータを入手し、寝相を想像しながらハァハァと破廉恥行為に及ばないと言い切れるだろうか?
たかがコンピュータ風情に深夜アニメを見るなと説教され、そのことが職場にも筒抜けとなるなど、そんな人権侵害がゆるされるのか?
寝室というパーソナルスペースに会社が入り込む余地など与えてはいけないと俺は思う。
事故で失われる以上の命が鬱病により失われたとしても不思議ではない。
だがまあ、あまり気にすることもないかも知れない。
どうせ職場提出用の健康的な生活ダミーデータが販売されるようになるのは明らかだからだ。
各個人には決して他人に支配されてはならない領域があるのだ。

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コメント

寝相は確かに有力な拒否理由になりますね。
ちょっと話はずれますが、財布を尻ポケットに入れたまま座る習慣のある男は長い間に股関節が歪んで大変なことになるのだとか。
計測器を身につけて眠るのも同じように体幹を歪めたりして…

とりあえず、
「わたしは非常に寝相が悪いので、腰につけていたら投げ飛ばしてしまいます。壊れても弁償しませんよ。」
と言って装着を拒否しましょう。

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