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2017年4月20日 (木)

Brotherとおじ

或いはsisterとおば。
仕事である報告書を作成してて、A氏(B氏のおじにあたる)と打って、おじを漢字に変換しようとしてふと気付いた。
A氏がB氏の「おじ」に当たることは電話で聞き取っていたのだが、叔父なのか伯父なのかまでは聞かなかったのだ。
数秒ほど悩んだが、別に叔父であろうと伯父であろうとどっちでも構わない文脈なのでひらがなのままとした。
わざわざ叔父なのか伯父なのかだけでもう一度TELするのもくだらない。
結婚式の席次を決めるならともかく、それ以外に叔父か伯父かが重要な局面など殆どないのだから、ひらがなで「おじ」で構わない。
さらに言うと、叔父と書いてあっても実は伯父の場合、或いはその逆の場合もあるわけでみんな結構テキトー、そのうちこの使い分けは有名無実になってしまうのではあるまいか。
と、そこまで考えて「ああ、そういうことか」と合点が行った。
英語のbrotherは男の兄弟という意味で兄か弟かは分からない。sisterもその女版というだけで同じだ。
big brotherやlittle brotherという言い方もあるが殆ど見かけず、だから海外の小説の和訳などではbrotherを兄か弟かどちらかで訳しており、前後の文脈から兄なのか弟なのか判断している様子が伺える。
それについて中学1年生で初めて英語に触れた生徒の中には「なんで兄か弟か区別しないんだ」と腹を立てている奴がクラスに1人はいるもので、中学の英語授業の風物詩と化している。
俺は腹を立てこそしなかったが、なんでなんだろうなあ、とはずっと思っていた。
心の何処かに引っかかっていた。
で、今頃になって、
「ああ、そうか。アメリカ人にとってbrotherがbig brotherかlittle brotherかなんてのは、日本人にとっての「おじ」が叔父か伯父かと同じようにどうでもいいことなんだ!」
と気づいて、長年の霧が晴れたのでありました。
言語が思考や民族性を作り上げるという理論が今ひとつピンと来てないけど、ここ数年ピンと来つつある俺なんですが、その論理的支柱が一つ建った感じでなんか興奮というかワクワクしてます♪

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