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2017年2月12日 (日)

鉄血のオルフェンズ 第43話「たどりついた真意 」

オルフェンズってアニメには二つの軸がありますよね。
オルガたち鉄華団がずる賢い大人達に利用されながら自分達の居場所を作っていく流れと、阿頼耶識という禁断の力を得たガンダムフレーム乗り達の頂上決戦という流れ。
で、今回の話で改めて気づいたんですが、わたし前者の流れには多いに興奮するんですが、後者にはそれほどでもないんですね。
これまでの駆け引きがまずメインにあってここぞというところに投入されるバルバトスという構図だとオルガとミカヅキのツートップという感じがするんですが、頂上決戦だとミカヅキだけの物語になってしまうからなんでしょう。
とは言え、今回のマクギリスには痺れましたね。
タイマンの申し出を袖にするのはオルフェンズでは御馴染みの展開ですが、ガエリオのこれまでの人生にマクギリスとの「友情」が如何に大きな場所を占めていたかの告白と、だからこそ決着をつけたいという挑戦状を鼻で笑うかのような「やっていいぞ」。
まぁ、あのままミカヅキがガエリオを殺っちゃったら、それはそれで盛り上がらないんで水入りとなりましたが、お互いの容赦のないバトルはどっちが死んでもおかしくない緊迫感がありました。
ただ、ミカヅキもマクギリスも人間をやめてるのに、ガエリオだけ踏みとどまっててズルい気がしました。
整備兵のお姉さんが色々と理屈をつけてましたが、力は欲しいけど部下だったアインのように人間はやめたくないとしか聞こえませんでした。
一方でマクギリスは冒頭で「もう引き返せない」と呟きました。
それがクーデターのことだったら何を今さらと呆れるところですが(実際、イスルギは誤解してるっぽかったですよね)、人間をやめることに躊躇があったとすれば納得がいきます。
来るマクギリスとガエリオの決着には、この覚悟の差が出るような気がします。
覚悟があれば何をやってもいいわけではありませんけどね。
それだけの代償を払う何がマクギリスにはあるのか。
その背景を語るためかマクギリスの過去が描かれました。
短い時間で悲惨な境遇を描くために身体を売っていたシーンまで入れて。
もしかして小さすぎる嫁さんを貰ったのも、復讐と確認を兼ねているのかもしれません。
自分は性的に強奪される側ではなくする側なんだというスタンスの確認。
同時にマクギリスが鉄華団に肩入れするのは同じような境遇だからというのもハッキリと分かりましたね。
冷静沈着な人物の秘めた滾るような憎悪が明らかになる話は王道ですがバトルの前の盛り上げにピッタリでした。
それにしてもラスタル・エリオンは人が悪い。
イオク様に代わる最高責任者を任命しておかないと、クジャン公の艦隊はみすみす烏合の衆のまま敵の餌食になるじゃありませんか。
わざとやってるんでしょうけど、意外とそれが敗因になるような気がいたします。

公式サイト
http://g-tekketsu.com/

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