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2016年7月31日 (日)

ファインディング・ドリー

まさか続編が作られるとは思ってなかったファインディング・ニモ。
今度の主人公は忘れっぽくて落ち着きのないドリー。
でも、内容というか印象は前作と変わらないような…。
ドリーはニモの親友だけど、同世代じゃなくて、0.5世代くらい上だよね。
ニモとニモの父ちゃん、マーリンの真ん中くらい。
だから、まぁちょっと色々と足りない感じだけど、やっぱり大人の一歩手前なんだ。
そのことが改めて実感できるように描かれている。
冒頭に出てくる稚魚の頃のドリーは本当に愛らしくてかわいい。
この頃から物覚えが悪くて、人間でいう多動児なんだろうね。だからドリーの両親は心配でたまらない。
この子は1人で生きて行く力を身につけられるんだろうか?
で、激流ではぐれちゃってニモ達のところに流れついて時は流れて前作に繋がるんだけど…。
ご存知のとおり、ドリーは色々な欠点を好奇心の旺盛さや行動の早さで補う、ある種の天才だ。
だから、そもそもドリーは成長するまでもなく居場所も家族も自分の果たすべき役割も手に入れている。物語の最初の時点から。
冒険の進行とドリーの「成長物語」が噛み合っていないわけだ。齟齬がある。
未熟な主人公の場合はここで何かに気づいたり何かを決意したり目つきが変わったりして成長の転機となるんだろうなぁ、と思わせる場面で、もともと成長後だから何も起こらない。
そこで引っかかるんだよな。
テーマはあるのに前作と印象が変わらなくなってしまってるのも、そこらへんチグハグだからなんだろう。
とっくに親離れしてるから、親離れのドラマにならない、結果として親がついてきちゃうのなんてちょっと厳しい。
でも、これから何作も続いて行くとしたら、それは「欲しいと思っていたものは既に手に入れていました。それは故郷と家族です」という寅さんパターンに綺麗にはまっていくことを意味するんで、続いてほしいです。
ファミリーも一気に増えたしね。
次はファインディング・ハンクかな?
蛸のハンクは今作のビジュアルやアクションの驚きを一手に担った立役者。
最後の最後にこれは無茶だろ、という大技を見せるんだけど、最初のうちはおとなしめの、まぁ、これくらいならありかな?ってところから段々と大げさになっていくんで、勢いに飲まれてご都合主義かな?ってツッコミが埋没しちゃうのも上手い。
次は主役でいいと思う。

公式サイト
http://www.disney.co.jp/movie/dory.html

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