Powered by Six Apart

« 2016年5月 | メイン | 2016年7月 »

2016年6月

2016年6月30日 (木)

勝手にガッカリさせてもらいました

1つ前のエントリー「2016年6月29日 (水) 今日の鯨の囀り」。
これ、説明するまでもなく、その日にツイッターでツイート(直訳すると「囀り」)したものの抜粋なんですがね。
ここの1行目で嘆いてるのは、わたしにとって凄く衝撃的だったから。
わたし、これまで、スポーツ観戦をする人達は選手のチームや強さ、監督の采配、オーナー企業のマネジメントなどで激論を交わすことはあっても、観客動員数の大小で罵り合うことなど殆どないと思っておりました。
ろくに調べもせず。
だからこそ、DVDの売り上げや、ゲームソフトなら発売本数や、ゲーム機の普及台数などで低脳シャウトをかましあう一部のゲーマーと呼ぶのもおこがましい連中を反吐が出る思いで眺めながら、マッタク情けない、少しはスポーツ観戦を見習ったらどうだと慨嘆し、実際にネットで呟いたりもしていたのでした。
それが、根底から崩れ去るとは…。
しAMESさんのレスによると、2005年頃の球界再編時には、ひどい有様だったとか。
スポーツ観戦者のみなさん、勝手にみなさんの民度を高く評価しててごめんなさい。
なんか、これだけで、もうわたし今日は朝からグッタリ疲れきっちゃいましたよ。
もうね。
ガッカリさせないでくれよな。
勝手に期待して勝手にガッカリするな、と言われたら、それまでですけどね。

2016年6月29日 (水) 今日の鯨の囀り

・スポーツの贔屓チームの強さではなく観客動員数を誇る馬鹿はいない。映画も監督や俳優のよさでなく観客動員数で語る馬鹿はいない。ところがアニメやゲームではそういう馬鹿が未だにいる。情けない限りだ。文化としてスポーツにも映画にも遥か遠く及ばない。
→しかし、スポーツ観戦にもそういう馬鹿はいるのだというレスが…。とほほ。

・…なんじゃそりゃ。自分の好きなアニメが貶されてて悔しいのは分かるよ。俺にだって誰がなんと言おうと好きだってアニメはある。でも円盤が何万枚も売れたからってナニ?それがアニメが面白いかつまらないかの根拠になるの?そんなバカなこと言ってよくも恥ずかしくないな。擁護するなら内容で語れよ。

・週の「タフ外伝」。杉作J太郎のソックリさんは謎の中国人に理不尽に蹴られる役でしたかw 引退したプロレスラーを襲撃するなんてひどいなぁ…と思うより笑ってしまう。

・今週の「ガンダムサンダーボルト特別編」。スパルタン内のカップル率、高いなぁw まぁ、閉鎖空間だし、いつ死ぬか分からないし、恋愛禁止にするのは無理なんだろう。軍規はどうあれ黙認なんだろうな。

・今週の「境界のRINNE」。ラブコメモードにはならなんだか。いざ突入したら、いつもと同じになっちゃうもんね。

・今週の「トキワ来たれり」。大槻教授はこの手の超常現象ものでは便利に使われるね。憚りながら俺もTRPGのセッションで使ったことあるし。

・今週の「MAJOR2」。眉村父、ほうれい線が加わっただけじゃねぇかw

・今週の「はじめの一歩」。デンプシーの縦変化には鴨川ジムの誰も驚かない。一歩ならいずれできるとみんな思ってたんだろな。

・ああ。初婚じゃなかったのね、藤島康介。作品から、感覚が既婚者だな、と感じること多々あったし。特に蛍一が自動車工場に就職活動に行ったらずっと車いじりしまくってたことが一目瞭然な手を見られてその場で就職が決まった話、あれ、ちゃんと家庭を持ってる人の発想だもんな。

・さて、男が歳上の年の差結婚には批判的で、女が歳上の場合は真実の愛とか言って絶賛する発言小町では、この結婚をどう受け止めるかなw

・藤島康介のような超一流の漫画家が今まで独身だったとは…。何はともあれおめでとうございます!

・今日もバンブラPで不思議色ハピネスを弾いてしまった。楽しすぎる

・ダンまちを借りて来て4話まで観たけど、今のRPG風アニメってSAO的なメタ会話はつきものなのかねえ。劇中人物がステータスがどうとか言ってると、なんかのめりこめないよ。

2016年6月29日 (水)

卵子老化の真実

読了。
高齢出産に伴い、様々なリスクがどのように具現化していくか、分かりやすく書かれていた。
とは言え、高齢出産は当たり前になりつつある昨今であり、全体的に書きっぷりは前向きだ。
だが、前向きであろうとするあまり、上滑りになっている部分も散見された。
例えば、出産とスポーツは肉体的にハードで30代で引退の話が出てくるところが似ていると捉え、30代40代で活躍するアスリートの言動にはヒントがたくさん詰まっていると書かれた箇所があった。
これ、作者は読者にポジティブになるよう背中を押すつもりで書いているんだろうけど、却って沈んでしまう人もいるのではないか。
そういう意味でポジティブな人をよりポジティブにする本ではあるが、ネガティブな人をポジティブに変える本ではないのかもしれない。
しかし、本当に人を前向きにするのは根拠のない「だいじょうぶ」ではなく、立証された確固たる事実に基づいた言説だ。
厳しいことも言っている本だからこそ、説得力がある。
俺はこの本のスタンスから、作者が例に挙げたアスリートではなく、頑丈な人が意外と大病にかかったり病弱な人の方が長生きすることがある実例を思い出した。
卵子老化は卵子老化として、上手くつきあっていくことはできる、という結論は、学問的誠実さと人情味との高いレベルのハーモニーと言えよう。

文藝春秋BOOKSの該当ページ
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166609062

↑説明文が詳しすぎて、個人がレビューする余地が残ってないじゃないかw

2016年6月28日 (火) 今日の鯨の囀り

・予測変換による誤爆がどれだけ多くの人に被害を齎したことか。

・内心の自由とは要するに面従腹背の自由だからね。

・現在、貧乏な人にも、努力次第では這い上がれるだけの環境は与えるから、それ以外の方法で金持ちになろうとしないように、ということだね。実際、それでいいと思うよ。

・取引先に打ち合わせに行ったら、打ち合わせテーブルから壁に貼ってあるチャイナの地図が見えて、当たり前のように台湾の東側に国境線が引いてあった。で、別枠で洋上を大陸から遠く離れて抉るように国境線が引かれてるのもあったんだが、遠くてどこかよく見えなかったのが残念。

・ヤフコメで夕張市長を褒め称えるコメント多数。市長は頑張ってると思うけど、緊縮を評価する声ばっかりで、日本人は緊縮が本当に好きなんだな、と。

・RT別に男のふりとか考えるまでもなく、インターネットを手に入れたら、老若男女あらゆるなりすましを試しにやってみるもんだろ。やらない方がおかしいんだ。

・鶏皮ポン酢を注文する時に「とりかわぽんす」と言っちゃったぞ。これというのも安永航一郎のせいだw

・まさかとは思うが…。
英国のEU離脱で大衆迎合がどうとか言ってるのは。
将来の改憲の可否の国民投票を見据えてのことではあるまいな。

・石狩湾の沖合にフェリー1時間くらいの離島があれば観光ですごく儲かるんだろうが、そううまくはいかないw

・手抜きは悪いことではない。むしろ上手に手を抜くべきだ。こういう認識がないから、クックドゥは手抜き、を悪口と捉えてしまうのだろう。その一方で憎々しげに手抜きという奴もいる。バランスだよなあ。

・…疲れてんのかな?文藝しんじゅう(←何故か変換できない)、状態だったw 5秒くらい考え込んじゃったw

・もはや英国のEU離脱よりも、なぜ離脱を批判する論調がマスコミに多いのか、の方に興味がある。

・クックドゥ論争、ちょっとしか見てないけど、
「確かに手抜きだが、手抜きも必ずしも悪いことではない。完璧を求めすぎるのはどうだろうか。いいかげんがいい加減と言うじゃないか」
的な落ち着いた意見が見受けられず、論敵を人格と尊厳を踏み躙る絶対悪にしないと収まらない人達って感じだ。

・秋田の人喰い熊のスーパーKって、やっぱりスーパードクターKを思い出しちゃうから変えたほうがいいな。

2016年6月28日 (火)

クックドゥと“がんばらないこと”

クックドゥは手抜きであるかないかという議論がネットで盛り上がっていた。
手抜きだと主張する側は、大した手間でもないのに省くことを馬鹿馬鹿しいと言い、自分で混ぜた方が美味しくできると熱弁する。
手抜きじゃないと主張する側は、それ以外の調理はやっているといい、また、使用頻度の少ない調味料を単品で揃える不経済を鳴らす。
どちらも相手側をやりこめようと、かなりキツい罵倒も飛び交い、引っ込みがつかなくなっている様相だ。
しかし…僕にはどちらも前提が間違っているように思える。
だって、そもそも手抜きはいけないことなのか?
手抜きだと糾弾する側も、手抜きではないと反論する側も、手抜きを悪いこととしている点では共通しているが、それがおかしいのではないか。
僕はクックドゥは手抜きだと思う。
但し憎々しげでも批判の気持ちもなく、肯定のニュアンスを込めながら。
手抜きで何がいけない?
現代人は忙しい。
何事も上手に手を抜いていかないと、パンクしてしまう。
技術の発展、流通の改革、需要を汲み上げる手法の確立などで、手が抜けるようになったのなら、適度にそれを利用することは、いいことではないのか。
だから堂々としよう。
手抜きですよ。
それがどうしたんですか?
と平然としていよう。
手抜きを悪と看做す空気が、この国の自殺者の高さなどに現れているような気がしてならない。

2016年6月27日 (月) 今日の鯨の囀り

・今週の「白暮のクロニクル」。知らず知らずに黒幕と仲良くなるあかりの悪運が炸裂だ。500年も生きてる老獪さの前には、あかりなんぞ赤子の手をひねるようなものだろうな。もちろん、物語のパターンとして、あかりのそういうところが逆転の糸口になるんだろうが…。今のところは歯痒い。

・今週の「猫のお寺の知恩さん」。わたしはよさそうと思ったら、わりと買っちゃう方です。…19歳の知恩さんの方が俺よりずっとしっかりしてらw

・今週の「HUNTER×HUNTER」。アランシア方式でいくらでも大陸を増やせそう、と読者に思わせないために、先手を打って果てのような領域を作っておこうってことか。

・今週の「アルキメデスの大戦」。櫂の構想は山本五十六が常日頃から考えていたことと同じで、だからこそ我が意を得たりと山本の自信ありげな表情に繋がっていったのだな。

2016年6月27日 (月)

バンブラPで「戦車、乗ります!」を弾く〜合奏用メモその11

バンドブラザーズPでガルパンことガールズ&パンツァーのBGM「戦車、乗ります!」(投稿者はたいちょーさん)を弾いてみました。
これは個人的に弾いて楽しいパートとそうでないパートをメモっておく合奏メモです。
10パートありますが、苦手なドラム2つは省いてあります。

凡例:
YBあり:YBYBなど、YとBの連続した組み合わせ部分がある。
冒頭サビor前奏:冒頭に十分な長さのサビか前奏がある。
ソロあり:ソロ演奏の見せ場がある。
スローあり:但し速いパートの骨休めのみ。
回転あり:十字キーあるいはボタンを順に回転させるように押す箇所がある。

トランペット① 評価B
BGMですから主旋律と言えるものはないんですが、敢えて言えばこのパートが主役かな。
出番が少なめですがキビキビしてます。

トランペット② 評価B
基本的に①と同じですが、よりメロディアスな感じで、こっちの方が好きかな。

ピッコロ① 評価B ソロあり
ずっと出番がないのですが、中盤くらいから出てきます。

ピッコロ② 評価B ソロあり
これも①と同じです。
この譜面は楽器が同じだと弾く箇所に違いはないようです。

オルゴール① 評価C
流石に押す箇所が12箇所しかないパートは暇すぎるので。

オルゴール② 評価C
これも①と全く同じ箇所なんですが、やや音域が低いかな。

トロンボーン 評価A 回転あり ソロあり
トランペットとトランペットの合間を埋めるパートですが、こっちの方がペットより楽しいですね。

チューバ 評価B
トロンボーンの引き立て役

抜群に楽しいパートは少ないですが、全体的に楽に弾ける曲ですね。
前奏がドラムオンリーなんで、ドラムを苦にしない人はやって見た方がいいと思います。

バンドブラザーズPの公式サイト
https://www.nintendo.co.jp/3ds/anej/

2016年6月26日 (日) 今日の鯨の囀り

・マスコット動物やメカを登場させてはみたものの扱いに困って空気になってるか世界観から浮いてるかの漫画やアニメの如何に多いことか。あれって絶対に出さなきゃダメなものなの?

・人類は国や文化やものの考え方が違っても仲良くでき「たらいいなあ」と考えて凡ゆる方策を模索することは素晴らしいことだが、仲良くでき「ていない」現状を踏まえて現実的に自分達を守る必要がある、ってのは普通に到達する結論だと思うんだが、なんで分からない人が少なくないのかねぇ?

・ヤングアニマルでグラビアアイドルにボードゲームを遊んでもらう企画をやってるのは多いに歓迎すべきことなんだけど、カラーページ1頁じゃゲームの内容を知らない人は何が何だか分からないと思うぞ。まぁ、動画を見てくれってことなんだろうけどさ。

・ところで「サンダーボルト・ザ・ライバル」の最後のコマがすごく安永航一郎っぽいですw

・袋とじの中がゆうきまさみのガンダムパロディと来たら、もう読むしかないでしょう。スペリオールを買っちゃう人、多いんじゃないかな。

・今週の「ガンダムサンダーボルト」。民間人の誘導を指示する艦長と、多少の犠牲を甘受する参謀と、どっちがより偽善者なのか。両者を対比させることで、この物語がロマンチシズムに流されないようにしているのだろう。

・GIジョーなら全員が脱出してから戦車も装甲車も爆発するんで敵兵を殺さずに済むんだが、現実世界ではそうはいかんからなあ。

・どう考えても防衛予算は人を生かすための予算、命を守るための予算だよなあ。人を生かすために敵兵を殺さなきゃならんこともあるやも知れんが、それは結果的にそうなるに過ぎず、ましてや主目的ではない。こんなことも分からんようではガキ同然。

・血液検査までの1ヶ月ちょっと、ほとんどビールを飲んでなかった。これで数値が悪かったら、神も仏もない感じ。

・戦慄の青版ドムって立体化されてないよね。1巻目のボスなのに。あのソリッドな感じの荒いポリゴンのままペーパークラフトにでもしてくれないかなぁ。

・稚内駅の映画館で何度も何度もワンピース映画の同じ予告編ばかり観てるんで、台詞とか耳に残っちゃってるよ。そのうち「金のないやつは何もできない!支配されるしかないんだよw」が口癖になったらどうしましょw

・あれ?ガンダムで女性士官をウェーブって言うの小説版だけかな。本編で聞いたことないもんな。
→それに対し、めぐりあいでスレッガーが言っていたというリプをいただきました。

・ザブングルを知ってるメイドさんにオリジナルカクテルのアイディアを相談されたので「ココアリキュールを使った“ココア地の果て流されてオレ”なんてどうかな?」と提案したが採用されなかったのもいい思い出だぜw

・公式アカウントがやりすぎちゃうって多いけど、たいていの会社ではネットでの仕事は労力の割に評価されないし、気持ちが入らなくても無理はないし、それで責任は取れってひでぇ話ではあるよ。まぁ程度問題ではあるんだけどさ。

・佐川の兄ちゃん。「あみあみさんから1個です」っていちいち言わなくていいよw

・「われわれの文化は奪われている。同化政策のせいだ!都市への一極集中のせいだ!」「
いや、それアンタらが若者に忌避される偏屈な年寄りだからじゃねぇのw」って例は多いんだろうなぁ。

・ララララがやたら長い歌はカラオケで歌いたくない。

・毛皮のマリーズ風に言えば、俺(年長者)を敬え尊敬しろ、そしてそれを繋いでく人類の歴史、ってところか。

・民族の文化を守るとか同化とかも、個人が家業を継ぐ継がないとか御輿を担ぐ若衆がいないから神社の祭りがとかと同じようなもので、継いでもらえない方にも問題がないのかとか、そもそもそれは継がなきゃならんものなのかという観点が出てくるわけだ。

・ギレン総帥以外にも眉なしキャラをたくさん出して、眉なしは宇宙世紀のファッションの一つであることにしないと、あれは総帥の個人的なファッションってことになっちゃうだろw まぁ、もう手遅れだけどね。

・脳波をキャッチして手を動かさなくてもウイーンとかいってアームで支えられたテレビが仰向けに寝ている俺の上空30cmくらいにやってくるシステムが実用化されたら速攻で買うよ。

・神様のように全知全能でないという理由で叩かれ、神様のように全人類に無限の愛を注いでいないという理由で叩かれるんだから、政治家ってのもたいへんだよなぁw

・ソニックアドベンチャー(DC)のチャオに世界中の挨拶からとって名前をつけてたんで、一時期、世界の挨拶に詳しくなったなあ。勝手に性格設定まで妄想したりして。古色蒼然なグテンモーゲンくんと関西ノリのモカリマッカーくんがお気に入りでした。てなことをTLのグーテンモーゲン!から思い出した

・資本主義が共産主義のいいところを吸収してより強固な社会体制になったように、英国のEU離脱も残留のいいところを吸収していくことになるんだろうなあ。

・緊縮を支持する人は、緊縮の反対を浪費や散財だと思ってるのかなあ。

・EU国民投票についてもそうだけど、投票率が低いから民意の正確な反映とは言えないと主張する負け犬のあさましいことよ。無投票の人は自分たちの賛同者だったに違いないと思い込める傲慢さは何処から来るのか。あんたら絶対正義ですか。自分達の好みの結果が出たら言わないくせになあ(鼻藁)

・「人間とはなんて自分勝手な生き物なんだ」とは誰もが思うこと。問題はそこからだ。人類全体を「よき存在」に脱皮させるべく啓蒙しようという者もあれば、よき存在とやらはあくまで努力目標として現実の人間の考え方をこそ大切にしようという者もいる。俺は後者でありたいね。

・バンブラPで弾いててあらためて「不思議色ハピネス」は完成度の高い曲だなぁ、と実感する。どのパートにも難しいんだけどやり応えのある見せ場があるんだもの。

2016年6月26日 (日)

アイアムアヒーロー(実写映画版)

漫画家というのは何時から漫画家になるんでしょうね。
ある漫画家は漫画家に資格はない、自称すれば漫画家だと嘯いていましたが、この映画で大泉洋が演じる鈴木英雄のように、新人賞は獲ったものの連載に持ち込めたことはなく、他の漫画家のアシスタントをやりながら持ち込みを繰り返している場合は?
少なくとも英雄自身は自分のことを漫画家だとは思っていないでしょう。
看護師の藪に漫画家だと自己紹介していましたが、それは込み入った事情を説明するのが面倒くさいから。
自分は何者でもない。
そんな無力感に苛まれた男を、大泉洋が演技の幅を広げる勢いで演じています。
実際、主演が大泉洋だと知った上で観に行ってますが、これまで彼が演じた役とは違って感じられ、いい意味で大泉洋じゃないみたいでした。
漫画家志望者は自由業ではあるのでしょうが、英雄は自由人ではありません。
これまで演じた夢追い人たちは、夢を追うのに成功しているにせよ失敗しているにせよ、自由を楽しむひょうひょうとした者たちでしたが、英雄は雁字搦めで、そもそも生真面目な男です。
完全なイメチェンではなく、これまでの芸歴を生かした上でのイメチェンなのが新鮮です。
それに英雄は35歳ではありますが、年相応に大人になっていない頼りなさげな風貌です。
それは彼の内面を反映した自然なものであり、後に大きな決断をした時のカタルシスに繋がる布石となるもの。
それを演じきったことは、単に35歳を演じるよりよっぽど価値があるのではないでしょうか。
主人公の造形が素晴らしいから、後の要素はそれを支えればいい。
日常がジワジワとではなく急転直下に崩壊するテンポのよさも、コミュニティの住民達の身勝手さも、どんな異常な状況にも慣れてしまう恐ろしさも、そして最後の鬼気迫る戦いも。
出来のいいゾンビ映画である以上に、タイトルに偽りない映画でした。

公式サイト
http://www.iamahero-movie.com/

2016年6月25日 (土) 今日の鯨の囀り

・若者はしんどい仕事を嫌うのではありません。しんどくて給料が安い仕事を嫌うのです。そんなことで外国人研修生制度が擁護できるものでしょうか。

・ククルス・ドアンの島が新連載?と聞いて訳が分からなかったが、クオレの一エピソードを膨らませて母を訪ねて三千里ができたのと同じことだよな。黒い三連星だって2話限りのゲストキャラだったのを小田雅弘が膨らませてあそこまでなった。ということはククルス・ドアンも。ここから伝説が?

・Amazonはレビューを見ただけのDVDをオススメしてくるのをやめてくれ

・今週の「木曜日のフルット」。猫好きなのに猫に嫌がられる人の涙ぐましい努力を猫はちゃんと見抜いていていやいや撫でられているというリアルな話w あ、ノノノノの赫さんは除きますw

・「ベルセルク」のゲドフリン大導師がパックにゲドじっちゃんと呼ばれてた時は、魔術師のリーダーがゲドってそのまんまかよ!と思ったが、ゲドフリンという別の本名があってその略称で本当によかった。

・貞子vsソド子、ってもう誰かが言ってるよね。

・雑誌のアンケートって、なんで一番つまらなかった記事や漫画を選ばせる項目があるんだろう? つまらないものは途中でやめちゃうから印象に残らないし、その中から選ぶというのは激しく面倒くさい。