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2016年1月 7日 (木)

母音の数が少ないというアドバンテージ

数年前から話題となっている脳波から考えていることを読み取る装置の進歩。
それについて数日前に読んだ記事で日本がこの分野で一歩、先んじていると知った。
母音の数が少ない日本語は脳波の言語化を進める上で有利なのだと言う。
なるほど、と思う反面、そのアドバンテージはそんなに過大評価できるものではない気もした。
と言うのは、タイプライターからワープロの歴史を思い出したからだ。
タイプライターが実用化された頃、日本語はどんどん時代遅れになると言われたらしい。
英語を初めとするアルファベットの言語はタイプライターで打てるから高速で文書が作成できるが、日本語は手書きするしかないからだ。
なるほど、ビジネスにしろ報道にしろ学問にしろ、タイプライターと手書きではスピードも視認性も段違いだから、そう思ったとしても不思議はない。
しかし、その逆境をバネにしてかつての東芝は日本語ワープロの漢字変換を実用化した。
多少のアドバンテージのあるなしは長い目で見ると必ずしもそのまま有利不利ではないということだ。
これを脳波の言語化に敷衍すると、母音の種類が多くなかなか正確な言語化が難しい言語を使っている国の科学者が、その苦労ゆえにノウハウを蓄積し逆転することだって多いにあり得るではないか。
まぁ、俺がこんな心配をするまでもなく、日本の科学者はアドバンテージに胡座をかいたりはしないと思うけれどもね。

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