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2015年4月19日 (日)

すりきり一杯

わたしのようにずっと全くメシを作らずに生きてきてある程度の年齢になってから料理でもするかと思い立った人間は、過去のレシピ本のお約束と今のそれとの間の断絶を感じて困惑することがある。
特に感じるのが「すりきり一杯」という表現が全く見当たらないこと。
俺が小中学校の家庭科の授業で習ったのは、同じ大さじ1杯や小さじ1杯でも「すりきり1杯」は軽量スプーンやカップのその分量のラインぴったり水平までのことであり、書いていない時は多少の盛り上がりがある程度というもの。
液体は必ずすりきりになるからいいとして、粉やペースト状のものなどはすりきりとそうでない場合でけっこう分量が違っていた。
それが今やどこにもすりきりという言葉がないということは、すりきりによる軽量は存在しないということだろうか?
もちろん、違うだろう。
恐らくはかつてのすりきり大さじ1杯が今の大さじ1杯で、かつての「ただの大さじ1杯」はなくなったのだろう。
まぁ、料理は化学であるという認識は広まっているし、分量が正確でなく個人差が出る「ただの大さじ1杯」が正確に何杯だかハッキリしろという声の前に消滅を余儀なくされるのも時代の趨勢というものだろう。
と、そのこと自体には大いに賛成であるものの、調理中にすりきりにするのが面倒くさい材料の時は「これ、かつての〝ただの大さじ1杯”単位だと何杯なんだろうな」と考えてしまうのも事実。
かつてすりきりとノーマルが存在したのも、そういう面倒くささがあってのことなんだろうし、昔あって今は不合理だという理由でなくなっているルールにも、それなりの合理性はあったのだろうなぁ。

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コメント

適当に、と言えば塩や胡椒は「適量」が多いです。
かと思えば、それこそ「適量」でいいようなサラダ油ごま油等がきっちり大さじ小さじが明示されていたり…。
うーんw

料理経験値の少ない我々としては基本の分量を明記したのを食べてみてそこから個人の趣向に合わせた分量を試行錯誤させてほしいのですが・・・
料理になれた人は「適当に」とか言いますけど君たちの適当のゾーンと我々の適当のゾーンは範囲が違うのだと言いたいです

そう言えば計量スプーンはほとんど使ってません。砂糖に限ると3g4g5gスティックが普及しててその組み合わせで殆どの量が実現できるから測らないし…。

たしか、計量スプーンだとすりきりで計算しますよね。
最近では、わざわざ計量スプーンで量って料理したりしないのかもしれませんね。

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