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2013年11月 2日 (土)

オーガスでようがす? その2「設定を覚える虚しさを教えてくれたオーガス」

超時空世紀オーガスの思い出、2回目。
取り敢えず時系列順に進めたいと思います。
ということは話は初代マクロスに遡る。
マクロスの設定・裏設定が満載のムック「マクロスパーフェクトマニュアル」は俺の愛読書だった。
マクロスに限らず気に入ったアニメの設定はアニメ雑誌などを読み込んでとことんまで覚える主義だった当時の俺がこのムックにハマったのは必然で、もう隅々まで読んだんで、今でもかなり覚えている。
で、その中にあったマクロスの企画案提出の経緯が興味を引いた。
なんでも本当はゴリゴリのハードSFをやりたかったが、最初からそんな企画が通るわけがない。
だから取り敢えずお祭り要素の多い企画(それがマクロス)を提出して、ハードSFはある程度の実績を積んでからにしよう、とそんな内容だったと記憶している。
俺は思った。ピンと来た。
ああ、この「本当にやりたかったハードSF」ってのがオーガスなんだな、と。
このムックが出た時、既にオーガスは放送中だったこともあり、俺はオーガスを「スタジオぬえの本気作品」としてこれまで以上に大きな期待と厳しい目で見ることとなったのだ。
だから引き続き設定も可能な限り覚えた。
正直、その頃にはこの番組つまらないなぁ、と思っていたのだが、大好きなマクロスの続編であるし、何より本気作品。
分裂戦争から時空混乱へと続く歴史は、現在のマクロスシリーズの正史が結局は同じことの繰り返しになっていることを思うと、インフレに陥らないで済むいい方法だと思うし、バルキリーがオーガスに発展していく流れも世界情勢の変化と密接に関わっていて説得力があった。
マクロスの約40年後として設定されたが故の世界の繋がりは設定としてはとても魅力的だった。
惜しむらくはせっかくの本編がつまらなかったこと。
話がつまらなければつまらないほど、本来こうなる筈だったオーガスという虚像は俺の心の中で立派になっていったのだ。
だが、俺の想いは無駄になった。
御存知のとおり、オーガスがマクロスの続編だというのは今ではなかったことになっている。
せっかく覚えた設定がただのパラレルワールド!
それを告知された時はかなり脱力したものだ。
しかし、設定を一生懸命に覚えても諸般の事情でなかったことにされてしまうのだと思い知らされた経験は、その後のことを考えるとよかったのかも知れない。
この経験がなかったら、設定がコロコロ変わるトランスフォーマーは楽しめなかっただろうから。
次回は、その設定の肝である「混乱時空」について語ってみたい。

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