Powered by Six Apart

« 日本全国酒呑み音頭その250 | メイン | 日本全国酒呑み音頭その251 »

2013年9月 7日 (土)

内心の自由と2ch

先月末の2chビューワー流出事件も一段落ついたのだろうか。
どこぞのラノベ作家や女性教授みたいな小物ではなく(前者は人物が小物、後者はネタが小物)、もっと大物が釣れないか、例えばどこそこ新聞のだれそれ記者がとても社会の木鐸とは思えない口汚い暴言を連発していたとか、そういうネタを期待していたのだが、事件を総括するような記事が載り始めているようでは、もうそっち方面は望めないのかも知れない。
何とも残念だ。
論調としては自業自得というものが多い。
まず顧客情報の流出をやらかした2ch運営を叩くべきところ、何より増して「ネットにおける良識」とやらを全面に押し出しており、なんだか2ch運営の罪が軽減されていることに激しく疑問が生じるわけだが、よっぽど匿名によるネット言論を潰したいんだろうなぁと分かるので、疑問はフリだけだ。
そして、やたらとモラルを問うことにも違和感が。
性格が悪く能く邪推を行うわたし目には、自分が疑われないために殊更にそのような人格高潔清廉潔白な発言をしているように見えてしまう。
つまり「自分はこれほど熱心に匿名による中傷を批判しているのだから、世間の連中は自分のことを匿名の誹謗中傷など行わない人と思ってくれるに違いない」という計算の元に発言しているのでは、と勘繰ってしまうし、さらには「あやしい。こういうことを言うやつほど裏では盛んに匿名誹謗中傷を行っているのではないか」などと邪推するのだ。
まぁ、彼等だってそう思われることくらい織り込み済みだろう。
言わなきゃ言わないで逆の邪推を招くしね。
それで溜まったストレスはそれこそ匿名でいくらでも発散できる。
それにしてもみんなそんなに他人が心のなかで何を考えているか気になるのだろうか。
心のなかで何を考えようと各個人の自由ではないか。
他人の心の中を知りたがるということは、他人を心の中まで支配しようという考えまであと少しであり、実に空恐ろしい。
表面だけでも合わせてやってるんだからそれで満足しろよという気持ちでいっぱいだ。
俺は2chでどのような暴言が吐かれようとも、それはあくまで「内心」であって別に実生活でそれが口に出されたり文章になったりするわけではないのだから、特に大袈裟には考えない。
それにそもそも内心そのものではない。
つい煽られて大きなことや極端なことを言ってしまうというのは、まぁ確かに自制力に欠けるきらいはあるだろうが、ある意味、人間的とも言える。
実際は、そこまでは思っていないことだって多い筈だ。
2chなんかたかが道具だ。
それを使って隠された事実が暴かれることもあれば、逆に嘘が拡散されることもある。
ここぞとばかりに2chを叩いても匿名ネットの習慣はなくならない。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/542278/31824671

内心の自由と2chを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。