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2012年3月

2012年3月31日 (土)

フットパスもある意味、登山と変わらない

30日の読売新聞朝刊に、これまでの同紙の1年間にわたる道内のフットパス紹介記事を振り返る総括記事が載った。
豊かな自然の中を下草をかき分けながら牧草地などの私有地ほかを歩くフットパス。
読者からも歩いてみたいという声が多かったようで、このような記事を定期的に載せてくれたことは、フットパス愛好者が増え、より整備されていくことに繋がっていくのではという希望を抱かせるものだ。
しかしその反面、不安もあるのは事実だ。
と言うのは、フットパスの現状について、いいことしか書いていないように思えるからだ。
記者の方はフットパスの事務局などのガイド役の人と一緒に歩くことで道に迷うこともなく、また取材で来ているのだから交通手段に困ることもない。
だから気づかなかったのか、気づいても敢えて書かなかったのか。
何れにせよ、軽装で1人で歩いて行方不明になる人が出ないか、それがとても心配だ。
かつて百名山ブームでピクニックにでも行くような格好の登山者が続出したことを思うと、同じことが起きないとは言い切れない。
これまで何も事故が起きていないのは、単に分母がものすごく少ないというだけに思えるのだ。
登山は山だ。
フットパスは一見して平地だ。
だから、より甘く見て安易な気持ちで参加する人も出てくるだろう。
しかし、アップダウンはかなり激しいし、あくまで私有地を好意で歩かせてもらうだけで、トラクター等で踏み固められてはいるものの登山道が整備されているわけではないから、足場の悪さについては登山以上に苦労を強いられることも多い。
そして牧草地は、ちょっと道を外れると足元の確保すら覚束ない沼沢地だ。
実際、根室市内に5ルートあるフットパスを1回ずつ歩いた経験の中だけでも何度か迷ったし、ズブズブと靴が沈んでいってこれはやばいと引き返したことも数知れない。
フットパスを取り上げるメディアは、その心構えは登山と何ら変わらず、遊歩道と一緒に考えてはいけないことをちゃんと伝えていかねばならないのではないだろうか。

2012年3月30日 (金) 今日の鯨の囀り

2012年3月30日 (金)

2012年3月29日 (木) 今日の鯨の囀り

赤毛のアン〜完訳クラシック

Newラブプラスの読書会イベントのお題の1つとして読了。
まぁ、TVアニメで観ているから、読む前からおおよその内容は知っているわけで、このような機会がなかったら手に取ることはなかったのだが、大きく印象が変わった点もあって読んでよかったと思う。
そのポイントが、ラブプラスのヒロインの1人である高嶺愛花の感想と全く同じというのは何となく気恥ずかしいのだが、要するにマリラの株が大きく上がり、逆にマシューの株がちょっとだけ下がったのだ。
そもそも、マシューの出番は少ない。
だが、マリラについては、素直に愛情を示せなかったり、どこまで厳しくするべきか悩んだりといった内面描写が多い。
アンにたしなめるようなことを言う時でもいちいちその理由が示されるので、マリラに悪印象が持てない。
逆にマシューは、マリラにばかり嫌な役目を押し付けているように見える。
ここらへんは、女流作家だから、どうしても女の視点はよく分かるということなんだろう。
ゲーマー風に言わせてもらうと、アニメでのマリラと原作のマリラの関係は、「街」の高峰厚士の息子・隆司シナリオと父・厚士シナリオでの印象の違いを思い出させる。
娘を育てることで、それまでの数十年の人生に匹敵する濃密な時間を過ごし、既に初老に差し掛かっているのにまた1から成長していくマリラの姿は、人はいくつになっても変われるというメッセージを発しており、生きていく勇気を与えてくれる。
さて、驚いたのは、アンの成長の早さだ。
好奇心旺盛で妄想癖があるアンの魅力は、本編の一時期に過ぎない。
その腕白さは年を経るとともに失われ、だんだんと落ち着きが出てくる。
将来を見据え、何時までも子供ではいられないと自分を鼓舞するようになる。
それが14歳くらいからで、本当にわずか100年ちょっと前のカナダでは、こんな風に今で言う中学生くらいの年齢からしっかりしていたのかと疑問ではあるのだが、まぁ、時期なんてのは小さなことだ。
大切なのは、いつか過ぎ去るからこそ幸せな子供の時期は尊いし輝くということ。
加速度的に大人としての責任感と落ち着きを身につけていくアンに読んでいて寂しさを覚える。
まさにマリラと同じ気持ちになれる。
大人になって読んでみるのもいいものだな。

講談社BOOKクラブの該当ページ
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/anne/

2012年3月29日 (木)

エスカロップへの本音

根室を離れるに当たって身も蓋もないことを。
観光で根室に来て、敢えてエスカロップなんて食べなくていい。
筍入りのバターライスにトンカツを乗っけたものなんて、そんなに美味しいと思うか?
まあ、美味しいっちゃ美味しいけど、特筆すべきものじゃない。
それより、なるべく多くの海産物を食べるべき。
海鞘、タチ、塩水ウニ、コマイ、メンメ、カニの甲羅詰め、サーモン、秋刀魚、鯨肉、ここらへんをガンガン食うのだ。
どれも鮮度が命だから滞在中にひたすら食うといい。
しかしそれでも話のタネに有名なエスカロップを食べておきたいという人はいるだろう。
俺のオススメは生協の駐車場に面したウッドだ。
これまで食べた店の一覧を挙げてみる。
ニューモンブラン、薔薇、どりあん、ルパン、停車場、あんくる&ちぼり、ニューかおり、市役所の地下食堂、レンガ亭。
他にもあったと思うけど忘れた。
これらの中で1位だ。
デミグラスソースがあっさりして食べやすい。
ちなみにネットでよく書かれている「根室の喫茶店では必ずエスカロップがメニューにある」と言うのは大嘘だ。
昼は喫茶店、夜はスナックという業態が非常に多いから、そういう店ではそもそもフードメニューがほとんどないし、根室の喫茶店をそこそこ回った経験から言わせてもらうと、ない店の方が多い。
ネットの記事って、ネットで調べて書く人が多いから、間違いが拡散されちゃって頭を抱えちゃうよ。

2012年3月28日 (水) 今日の鯨の囀り

2012年3月28日 (水)

2012年3月27日 (火) 今日の鯨の囀り

すれ違い伝説と「さらば根室」

3DSを持たずに外出したのは久しぶりだ。
ついつい忘れてしまったのだ。
しかし、そのことでやっと諦めがついたのも事実だ。
俺はできもしないことをできるかも知れないと思っていた。
もう引越しまでほとんど時間がないと言うのに、根室にいるうちに達成できるかもと淡い期待を抱いていた。
「すれ違い伝説」を30人以内のMiiでクリアするという実績を解除することを。
何度か書いているが、根室のような田舎ではすれ違いの人数が都市に比べて非常に少ないものの、同じ人と何度もすれ違う確率は逆に高いので、Lv7まで育ったキャラと連日のようにすれ違うことも珍しくない。
ついこないだも「50回目ですね」という個別挨拶をもらったばかりだ。
この環境は、前述の実績を解除するのに非常に都合がいい。
Lvの低い無数のMiiとすれ違う都市では30人などあっという間に超えてしまうのに対し、その対局にある環境だからだ。
Lv7の常連さんの他にLv1のニューカマーがいく人か混じっても何も考えずにクリアすれば十分に30人以内を達成できる。
そのように高をくくってしまってもゆるされるであろう。
だが、安易な考えには相応の報いがあるもの。
昨年末以降の3DSの大幅な普及はこの田舎のすれ違い事情にも大きな変化をもたらしていて、すれ違いの人数は増えていたのだが、俺はその影響を過小評価していた。
いざ4回目のクリアをしてみると、クリア人数は47人にも達していたのだ。
どうせ、大丈夫だろうと、低レベルパーティーでもガンガン投入していた結果であった。
それが10日ほど前。
俺は考えた。
次の引越し先でLv7の複数の常連を見つけ出すのは難しい。
それに1から育てなければならない。
今度は気を抜かずLVがある程度、高いMiiがいるパーティーのみを投入することとして、何とか根室にいるうちに…。
もちろん、そんなに上手くことが運ぶはずもなく、まだ序盤の水色の盾を壊したくらいの進行度。
これは素直に諦めたほうがよさそうだ。
環境により楽しみ方が変わってくる「すれ違い伝説」。
ほどほどの田舎で楽しめたことも得難い経験だったのだと思うのだ。
さらば根室よ。

2012年3月27日 (火)

BEEPの思い出その7〜BEメガ読者レース

いよいよゲーマガ最終号の発売も近いBEEP系ゲーム誌。
内容にはあまり期待していないが、twitterの公式アカウントが最終号に載せるコメントを募集していたから、その歴史を振り返る特集くらいはあるだろうし、久しぶりに買ってみようと思う。
俺も一応、RTでコメントはした。
ゲーマガになってからは付録のペーパークラフトがほしい時しか買わなかったから、ドリマガが終わった時ならともかく今この時にコメントするのも差し控えようかと思ったけれど、BEEPの歴史とセガ系ゲーム誌の歴史はシンクロ率が高いわけだし、その観点からコメントをした。
最も思い出深い読者レースについてだ。
実際、俺は読者レースをとても信頼のおけるソースとして、ソフト選びの参考にしていたし、自分でも何度も投稿し、そのうちのいくつかは掲載されたほどだ。
しかし、公平だから信頼していたのではない。
偏っているから信頼していたのだ。
どのように偏っているか、そのスタンスが明確であるからこそ信頼できる。
読者レースには、一本しっかりと筋が通っていたのだ。
システムは単純明快。
応募券を貼った葉書に任意のゲームソフトを10点満点で評価した点数とコメントを書いて送る。
10人以上からの投稿があったソフトについてはその平均点が高い順に載り、コメントも新作を中心に何本かソフトが選ばれて載る。
この10人以上とは小計ではなく累計だ。
そして、一度でも載ったらずっと載り続ける。
つまり、流石に10人が集まらないソフトはほとんどないから、全数100本のソフトのうち、あるソフトの現在の順位は何位で平均点は何点かが分かる。
毎号、買ってチェックしていると、上がったり下がったりも分かる。
お気に入りのゲームの平均点の上昇には嬉しくなるわけで、買い続ける原動力となった。
わざわざ応募券を貼ったハガキを出さなきゃならないこともあって、組織票の危険も少なく、そもそもの信頼性が高い。
その上で、偏り方を理解していると、更に信頼度が高まる。
誰もが買うような定番ソフトは上位には来ない。
好きな人しか買わないが、その好きな人にとってはたまらないというゲームこそがトップ付近を占める。
逆に間口が狭いにもかかわらず点数が低かったら、それは数少ないマニアにすら受け入れられないということになる。
ここらへんを理解した上で、大好きなジャンルの平均点8点以上、ちょっと興味があるジャンルの7点以上を選んでいれば、そうそう間違いはなかった。
ただ、いくらスーファミなどに比べてソフトの少ないメガドライブとは言え、全ソフトと言うことになると読者レースだけで数ページに渡ることになる。
サターンともなればすごく小さな字でタイトル名と点数が羅列され、新聞の経済欄を見ているようなもの。
読者の支持がなければ、上位何100本かだけでページ数を減らしてきただろうし、実際、姉妹誌であるTheスーパーファミコンではそのようにしていた。
このことで、俺は腹を立ててTheスーの編集部にハガキを書いたことがある。
メガドライブやサターンの最下位のソフトはすごく点数が低いのだが、そのソフトの点数をネタにメガドラやサターンを馬鹿にしてくるやつもおり、スーファミのソフトの最下位のタイトル名や点数が分からないから言い返せないのが腹立たしかったのだ。
しかし、今にして思えば、わざわざ低い点数や順位を載せることはそのメーカーにとっては嬉しいことではない、それをやってくれたBEメガ、サタマガ、ドリマガが特別だったのだ。
強い読者の支持あってこその全ソフト掲載。
ネット時代の今でも、いやネット時代の今だからこそ、これほど信頼できるデータベースはそうそうないと思うのだ。

2012年3月26日 (月) 今日の鯨の囀り